最高位は10万円超!?江戸吉原の最高級の遊女「花魁」と言っても更に細かい階級がありました (1/3ページ)

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最高位は10万円超!?江戸吉原の最高級の遊女「花魁」と言っても更に細かい階級がありました

実は更に細かい階級に分かれていた「花魁」

吉原の最高級の遊女といえば「花魁」です。ところが一言で「花魁」といっても、そこには更に細かい階級があったことをご存知でしょうか?

いわゆる「花魁」と呼ばれる最高級の遊女は、上から

呼出(よびだし) 昼三(ちゅうさん) 付廻し(つけまわし)

の3つに階級に分かれていて、それぞれ待遇や客の払う揚げ代に差がありました。

元々、遊郭が認可された18世紀半ば頃には、遊女には「太夫(たゆう)」「端女郎」という2つの階級しかありませんでした。

それが人気や容姿・教養などによって「太夫」「格子」「局(つぼね)」「端女郎」「切見世女郎」など、更に細かい階級に分かれていきました。

その後、主な客層が庶民化した影響で「太夫」「格子」が姿を消すと、それに次ぐ「散茶」と呼ばれた階級の遊女が格上げされて最高位となり、「花魁」と呼ばれるようになったのです。

格子の中で優雅にキセルをふかしている花魁は?

さて、花魁と言えば、遊郭の店先の格子戸の中で優雅にキセルをふかしているイメージをお持ちの方が多いでしょう。

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