高畑充希vs橋本愛『同期のサクラ』は北島マヤと姫川亜弓だった (2/2ページ)

日刊大衆

見ていて、もう怖い怖い!

 サクラの生き方は夢と理想を持ち、そのために生きる。言うことはその場でハッキリ言う。とてもシンプルなものである。サクラはそうやって職場の花村建設をギスギスさせながら、生ぬるく見過ごされて来た悪習に対して物申していく。

 が、これを露骨にやってしまうと、場が固まるのが社会の常だ。その姿はドラマとして見ても、決して「痛快」とは言えない。自分は超マイペースで人に合わせないくせに、「仲間が力を合わせれば」と強要するサクラ。偶然、班が同じになっただけで、会ってまもない同僚に「仲間ナカマ」と自分のこだわりを押しつける姿はうっとうしい。同意が得られなければ勝手に夜なべして一人で課題を作り直し、周りを罪悪感と劣等感にさいなませる。絶対に友達になりたくないタイプだ。

■あえて『過保護のカホコ』に続ける高田充希の女優魂

 そんな視聴者の抱くイライラをこれから代弁していくのがきっと、都会的で社会性抜群な優等生、月本百合を演じる橋本愛(23)の役割なのだろう。初回の彼女の「自分の信念まっしぐらみたいなこと言ってっけどさ!」という怒号はしびれた。高畑充希vs橋本愛の睨み合いの絵面と演技合戦は、まるで『ガラスの仮面』の北島マヤと姫川亜弓じゃないか! と勝手に妄想を膨らませてしまったほどだ。

 高畑充希はイメージの固定を恐れず、またしても遊川脚本、しかもカホコ的な癖のある役に飛び込んだ度胸だけで、もう女優魂100万点。そんな天才に23歳という若さで迎え撃つ橋本愛のモチベーションは恐ろしい。

 初回はいきなり結末から始まり、そこから時間を遡っていくという展開。ジャンヌ・ダルクが火あぶりになったように、サクラも正しさ・純粋さゆえに敵を作り「脳挫傷」(殴られる)という結果になるのでは、と予測してしまったが……。これからどう初回のあのシーンにつながる伏線が埋まっていくのか。かなり怖く、とても楽しみである。(田中稲)

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