高畑充希vs橋本愛『同期のサクラ』は北島マヤと姫川亜弓だった (1/2ページ)

日刊大衆

左=高畑充希・右=橋本愛
左=高畑充希・右=橋本愛

 ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第1話が10月9日に放送された。『家政婦のミタ』『女王の教室』『過保護のカホコ』と、遊川和彦氏の脚本ドラマはどれも、見るのに気力体力がいる。なぜなら、社会で角を立てず平穏に過ごすため封印してきた部分を、これでもかと容赦なく掘り起こしてくるからだ。

 まさに1998年に彼が脚本で参加した『GTO』(フジテレビ系)の主題歌そのもの。結局「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」ということなのである。「自分の正義をちゃんと言葉にして伝えろ、行動しろ」というメッセージを、あまりにも極端な形で主人公に課し、ストーリーに乗せてくるのだ。

 そして今回、高畑充希(27)が演じる北野サクラも、やはりすさまじいパンチ。『家政婦のミタ』『ハケン占い師アタル』のように、メリー・ポピンズのようなツンデレさで周りを変えていくヒロインとは違う。純粋過ぎる正義で、周りを巻き込んでいくジャンヌ・ダルク的な危うさ。

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