彼と「ラブラブ」になるつもりが、「グダグダ」になってしまわないように (2/2ページ)

ハウコレ



その二人が、そういうふうに、スマホを無意識に触りながら食事の席に座っていても、「ねえスマホとかやめなよ」と言わずに、言われずに済むのは、二人が冷めきっているわけではなく、むしろ二人が仲良しで、気の置けない関係だからこそというのはとてもよく理解できます。

だけど、例えば、彼氏が何か用事があったり、仕事の関係で彼女以外の異性「A子さん」と二人で食事の席についたとき、きっとA子さんは、少なくとも彼女さんよりははるかにスマホを触らないでいるはずです。それは、単にA子さんが彼と付き合っていないからであり、彼と彼女ほど打ち解けていないからであり、「スマホを触るのは失礼だから」と感じているからだと思います。

だけど、実際問題、「彼女ほど仲良くないからこそ」スマホを触らないでいるA子さんは、スマホを見ない分、彼の目を見つめる時間が長くなるはずです。

すると結果的に、彼は、彼女と一緒にいてスマホを見ながらリラックスをしてだべっているときよりも、(あまり仲良くない)A子さんと一緒にいるときのほうが、目を見つめ合いながら話すおかげで、ドキドキしてしまう。■■「ラブラブになる」は「グダグダになる」じゃない

こんな悲しいことにならないためには、「ラブラブになること」と「グダグダになること」の違いをちゃんと知っておくことが大切だと思います。

この二つの違いは、「仲良くなった」という意味では似ていて、ハッキリと完全に線引きできるものではありませんが、「付き合う前に憧れたかどうか」がこれを見分けるいい目安になるはずです。

例えば、「お互い何でも打ち明けられる関係」というのは、ただ単純に「仲がいい」というだけじゃなくて、二人が交際する前に「こういうふうになっていきたいな」と憧れたステージだと思うんです。

反対に、上で見た「ずっとスマホを触りながらしゃべる」というのは、たしかに「仲がいい」証拠ですが、決して二人が憧れたシーンではないはずです。

「ラブラブ」になればなるほど、恋人の存在は他の異性よりも特別な存在になって、カップルの絆は深まります。

だけど「グダグダ」になればなるほど、恋人の存在は、むしろ他の異性よりもドキドキしない、なれ合いの関係になってしまいます。

似ているようで180度違うこの2つで間違ってしまわないように、「今の状態は、付き合う前に憧れたもの?」というのをそれぞれ確認しながら歩んでいきたいですね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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