お金で愛は買えないが、お金の「割合」と「痛み」で愛情は測れる

ハウコレ

お金で愛は買えないが、お金の「割合」と「痛み」で愛情は測れる



「愛かお金か?」パートナーに求めるのはどっち?と質問されたら、あなたはどちらと答えるでしょうか。

結婚を意識しない人たちにとっては、お金よりも断然、愛!という意見が多数を占めるかもしれません。しかし、実際の婚活市場においては誠に残念ながら、お金の方が優先されているようです。(*1)

私は「愛はお金では買えない」と考えている方ですので、このアンケート結果には同意し兼ねますが、現実は厳しいですね。

ただ、お金で愛は買えないものの、「恋人があなたに対してお金をどう使うか?」によって、その人のあなたへの愛情はある程度測れる、とも私は考えているのです。

ではどのような使い方をする人が、自分に愛情を抱いている人と言えるのか、考えてみましょう。
(*1)参考:「愛」と「お金」、究極はどっちが大事? 約6割の女性が選んだのは・・・・・・

■デート代やプレゼントで愛情は測れるのか?

よくデート代を全部割り勘にする彼氏、プレゼントにかける金額が少ない彼氏に不満を覚える女性がいますが、デート代やプレゼントにかける金額は、本当にその人の価値観によって差が出るので、なんとも言えません。

例えば、お金持ちで10万円の指輪をプレゼントしてくれる彼氏と、所得の低くてい人が給料カツカツのなか5,000円のケーキを買ってくれる彼氏とを比べた場合、どちらの方に愛情を感じるでしょうか?

多くの場合、後者の方が愛情を感じると思います。なぜなら後者の方が出す金額の重みが大きいからです。

お金の使い方は「金額」にではなく「割合」にその人の愛情具合が反映されます。要するに、収入のうち何割をあなたに注いでいるか、ということです。



お金持ちにとっての10万円は、普通の人にとっての1,000円ぐらいの感覚です。ですから痛くも痒くもない。

しかし、経済的に困窮している人が、自分の痛みを我慢して5,000円を恋人のために使ったのであれば、そこには「愛がある」と言えるのではないでしょうか。

■痛みを伴ってもお金を使ってくれるか?

とはいえ、愛情の判断をするには「割合」だけでは不十分です。極端な話、アイドルの握手券のために何百枚とCDを買い込む人が、そのアイドルに純粋な愛を捧げているのか、と言われると難しいものがあります。

この「割合」に組み合わせて指標になるものが、あなたのために彼氏が味わう「痛み」の度合いです。。

例えば同棲しているフリーターカップルがいたとして、彼女が体調を崩し、一ヶ月働けなくなったとしましょう。

そのカップルはそこの家賃を折半にしているので、彼女が家賃を払う余裕がなければ、当然負担は彼氏にいきます。他にもお薬代や、通院費などもかかるかもしれません。

そうなったときに、彼氏はどう行動するのか?

ここで「彼女のためにアルバイトをもう一つ掛け持って、稼ぎを増やそうとする」もしくは「自分の趣味や食費にあてるお金を削って、彼女にとって必要なものを買う」選択をする彼氏は、彼女に愛情を持っていると言えるでしょう。

それは彼氏の行動に「痛み」が伴っているからです。逆に、お金持ちにとっての10万円も、アイドルファンにとっての出費も「痛み」はありません。

この痛みを歓迎できるかどうかが、愛情を測る尺度になるのです。

■愛情はお金を使う「割合」とそれに伴う「痛み」で測れる



まとめます。

確かに愛をお金で買うことはできません。それは筆者も同意です。しかし、お金の使い方には、愛情無くしてはできない使い方があります。それを見るための指標があります。

一つは、使う金額が、本人の収入からみてどのくらいの割合を占めているのか。その割合がどのくらい高いのか、という指標。

もう一つは、そのお金を使うことで、本人にどれだけの痛みが伴っているか、という指標です。

この「割合」×「痛み」の掛け合わせが大きいほど、あなたに愛情を抱いていると言えるでしょう。

彼氏のお金の使い方に疑問を感じたら、この指標を当てはめてみて、考えてみてください。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)

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