そこに愛はあるか?彼氏からのこんなデートの誘いは「断ってしまった方がいい」 (2/2ページ)

ハウコレ

■お互い犠牲あるデートだけが「対等」

思うに、本来、デートっていうのは相手のために、自分の何かを犠牲にしてはじめて成り立つものです。貴重な休日の時間をあらかじめ空けておく、貴重なお金をかけて、彼氏なら、彼女にごちそうしたり、彼女なら、彼氏のためにかわいい服を買ったりメイクしたり。

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もちろんこの犠牲は、好きだからこそ払えるもの。そして裏を返せば、犠牲を払えないのなら、結局、その程度しか相手のことを好きじゃないってことなのかもしれません。

そういう犠牲の上に成り立つデートこそが、あなたがはじめて喜んで「うん、会えるよ」と答える価値のあるデートなのではないでしょうか。

■「犠牲を払って!」は傲慢だけど・・・・・・



そうやって相手のデートの誘い方を振り返ってみたとき、自分にとってしっくりくるかどうかはとても重要です。

先に述べたような「今会える?」デートも、忙しい男子が、なんとか仕事の合間を縫って作ってくれた時間なんだと、彼のことをよく理解しているあなたが心から思えるものなら、十分な犠牲のあるものなんだと思います。

お家デートばかりでも、平日は大忙しでクタクタな男子が、たまの休日をのんびり過ごす相手として、あなたを選んでくれた結果なのであれば、それもちゃんとした犠牲なんでしょう。

「犠牲」といってもそのレベルは人それぞれですので、画一的に、「彼氏ならこれくらいはしてよ」と押し付けるのは、それこそこちらの方に、「彼氏の事情を汲んで、配慮する」という犠牲が欠けてしまっています。

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ただ、友達とは、前もって予定を作っていろんなところにお出かけしてたりするのに、自分とだけはそんなミニマムなデートをするなんて、正直ちょっとだけ、不満。私だけお姫様扱いしてよ!とは言わないけれども、私だけ平均点以下の扱いをするのだけは、やっぱりちょっと納得できないかもしれない。

そんな感情が芽生えてしまうようなら、妥協する必要はないのだと思います。そこで急に「犠牲を払ってよ!」と大げさにいう必要まではないけれども、「来週土曜日空いてない?」とか「ここ連れてって」とか、さりげない形で、自分自身が、「どうせどんなデートでもオッケーしてくれるだろ」ってノリや惰性で「消費」されてしまわないような、「そこまでしてくれるなら、幸せです」と納得できるデートを呼び込むことも、恋愛における大事な女子のあり方なのかもしれませんね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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