倦怠期ってどうして訪れるの?どうしたら乗り越えられるの? (2/2ページ)
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恋愛アップデート計画
本能的な恋は、ドーパミンの放出量に依存しています。そのためそのあとにトキメキやドキドキが感じられないと冷めていきます。
一方理性的な恋は、最初のきっかけこそ本能的なものであっても、そのあとの裏付けとして「わたしが彼を好きになったわけ」を自分なりに作っていく恋愛です。
本能的なホルモン分泌の影響を受けないとは言いませんが、なぜ好きになったのか、彼の代わりになるような人間が他にいないかなど、ロジカルに考えられていればドキドキやときめきがなくてもきちんと好きでいることができます。■倦怠期どうやって乗り越える?
さて、ではもうすでに倦怠期に入ってしまったカップルはどうしたらいいのか?
簡単です。今からその「理性的な恋」を始めればいいのです。
世の中にはいろんな倦怠期脱出法があるかと思いますが、「ドキドキを思い出すために初デートの場所に行ってみる」などといった、「ドーパミンをもう一度放出させる」系の解決策を、僕はオススメしません。
それだと栄養ドリンクを飲むようなものなので、一時的にしか回復せず、もう一度倦怠期を迎えるハメになってしまうからです。
栄養ドリンクを飲むなとまでは言いませんが、そのあとにきちんと思考の整理をしておく必要があるでしょう。
そうして整理したことを「こんなこと考えたんだけどさ」って彼氏に共有してみてください。
その思いを彼氏が受け止めて「俺も大人気なかったよ」と言うか、「今更そんなことされても気持ちは変わらないよ」と言うかは、彼氏次第です。
単発的で終わりやすい本能的な恋には相手を選びませんが、継続的に続かせるための理性的な恋には相手を選びます。
お互いが歩み寄る必要があり、どちらか一方だけでも成り立たないのが理性的な恋です。
あなたが冷静になって真剣に彼のことを考えた姿勢を見せてもなお彼氏に変化がなければ、一旦距離を置くか思い切って別れてしまうのも悪いことではないと僕は思います。
大事なことは、恋心という突発的でコントロールしにくいものを、理性という武器で飼いならすことです。
本能だけで恋愛してたらその辺の動物と一緒です。
是非、本能に依存しない恋愛を。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)