社会で役に立つかも? シビアな交渉に挑む映画5選 (2/3ページ)

学生の窓口

『リンカーン』(2012年)※日本公開は2013年

憲法修正第13条を可決させるための交渉


奴隷解放宣言を行ったアメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンは、南北戦争が続く中で苦闘していました。奴隷解放は戦時の一時的な処置のため、南北戦争が終わると無効になってしまうのです。

南北戦争が終結するまでに、奴隷制度を永遠になくすための「憲法修正第13条」を議会で可決しなければなりません。しかし、議会には修正案への反対議員も多く、戦争を終結させるのが先だという声も上がって大統領を責め立てます。リンカーン大統領は粘り強い交渉を続けますが……というストーリーです。

リンカーンを描いた映画ですが華やかなシーンは全くありません。物語は、南北戦争の推移などを描きながら、いかに憲法修正第13条を可決させるかに収斂していきます。議会の票を読み、反対派を味方に付けるためのギリギリの交渉が行われるのです。

現実の政治には華麗な交渉などはありません。駆け引きの中でリアルな結論が出るだけ。それでも人は理想のために努力するということを教えてくれる作品です。

『交渉人』(1998年)※日本公開は1999年

交渉人 vs 交渉人 すご腕同士の決着は!?

シカゴ警察東分署のダニー・ローマン刑事は一流の交渉人として知られていました。ダニーは、同僚のネイサンから警察年金基金の横領についての情報を得ます。ところが、ネイサンは何者かに殺され、ダニーの家から横領の証拠が見つかるのです。

このままではスケープゴートにされると、ダニーは人質を取って内務調査局に籠城。その上で西分署のクリス・セイビアンを交渉人として呼ぶよう要求します。クリスもすご腕の交渉人として知られていました。ダニーとクリス、交渉術を知り尽くした者同士の舌戦が始まります。果たしてダニーは潔白を証明できるでしょうか?……というストーリーです。

ダニーを演じるサミュエル・L・ジャクソンと、クリスを演じるケヴィン・スペイシーの交渉が最高にスリリングな作品です。

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