覆面座談会「激動ストーブリーグ」全舞台裏(1)中日・松坂退団の真相 (2/2ページ)

Asagei Biz

西武の現体制はコンプライアンスにうるさいですから、前・堤体制の「遺産」とされる松坂獲りに消極的でした。でも2年連続リーグ優勝も歯止めの利かない投壊を食い止めるため、松坂を戦力としてより若手の手本として獲りたいようです。練習の姿勢は見習うべき選手ですからね。球団に西武OBからの働きかけもあったといいます。

─西武・秋山翔吾(31)と広島・菊池涼介(29)が海外FA権を取得しました。

A 秋山は海外FA権を行使するだろう。わざわざイチローの引退試合にチケットを買って見に行ったほどで、メジャー熱は高まるばかりだと聞いている。

B ところが、秋山を欲しがっているメジャー球団はないって話だ。日本人野手の低評価は相変わらず。よっぽど条件を下げれば別だけどね。

A じゃあ、西武残留もあるのか?

C それはないでしょうね。国内移籍も視野に入れています。西武は毎年のように選手が流出しますが、シブチンですからね。特に秋山は金に貪欲で、昨年FAで楽天に移籍した浅村の契約が実は隠れ年俸1位、推定で年6〜7億円、出来高を入れたら9億円という噂を聞いて色めき立っていましたから。

E(ベテラン遊軍記者) 秋山が西武を出たい理由はそれだけじゃないって。西武は「大事なことは常に喫煙室で決まる」って言われてるの。でも、9人のオーダーがいて、吸わないのは秋山ただ1人なんだよ(笑)。それは居心地悪いでしょう。

B 逆に他の選手たちが秋山を「煙たがってる」とも聞いたけどな。ヒーローインタビューで「優勝目前なのにファンが少ない。球団の努力が足りない」みたいなことを平気で言っちゃう。ひと言多いんだよな。

A まあ、退団理由は別として、FA宣言したら国内では争奪戦だろう。

C 巨人にDeNA、そして本命は古巣・西武から次々と選手を強奪している石井一久GM(46)率いる楽天です。パドレスを戦力外となった牧田和久(34)のNPB復帰が濃厚で、もちろん古巣・西武もラブコールを送っていますが、資金力にものを言わせて、これまた楽天が強奪するでしょう。ちなみに昨オフも、巨人に入団した炭谷銀仁朗(32)に対して、楽天は巨人よりも高い金額を提示していたともっぱらです。

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