覆面座談会「激動ストーブリーグ」全舞台裏(1)中日・松坂退団の真相 (1/2ページ)

Asagei Biz

松坂大輔
松坂大輔

 10月19日には日本シリーズが開幕する。一方、シーズンを終えたチームはひと足早くストーブリーグに突入した。アサ芸には匿名を条件に球界事情通が集結。「怒り」や「夢」など、さまざまな思惑が交錯する激動の舞台裏を語り尽くした。

A(スポーツ紙デスク) まずは松坂大輔(39)が中日退団を発表したな。表向きは、自分に声をかけてくれた森繁和SD(64)や友利結国際渉外担当(52)が辞めさせられたことを引き合いに「僕もいちゃいけない」と話していたけど‥‥。

B(球界関係者) いや、恩義ある2人の退団が発表されるより以前に、1紙だけが「松坂残留」を報道した際、松坂は中日入団以来、初めて周囲にもわかる形で激怒していた。つまり、2人の去就とは別に、残留か退団かを迷う理由があったってことだよ。

C(パ・リーグ関係者) 知っています。松坂がネックにしているのは伊東勤ヘッドコーチ(57)ですよね。2人は西武時代から因縁があった。伊東ヘッドといえば、松坂がエースの時代、専属捕手は中嶋聡に固定され、監督時代にはメジャーに出ていかれましたからね。

B 状況を整理すると、伊東ヘッドが中日入りしたのは森SDの引きだったけど、最初は監督としての招聘だったと言われている。それが中日本社の意向で、OBの与田(剛・53)が監督、伊東はヘッドとなった。就任当初、伊東ヘッドは「あくまでヘッドだから、監督が決める采配には口を出さない」として、捕手と打撃陣に関してだけ進言する役割だったんだ。

D(NPB関係者) それが投手の案件にも口を出すようになったんですか?

B そのとおりだよ。松坂を2軍から上げようにも、伊東ヘッドが力を見限って「いらねえよ」って。それを知った松坂にとって、ここにいても出番はないということで退団・残留を悩んでいたみたい。

A ああ、結果として森SD、友利国際渉外担当、奈良原浩内野守備走塁コーチ(51)ら、西武人脈がごっそり抜けたけど、伊東ヘッドだけは残ったな。

B その状況では、松坂も出るしかないでしょう。幸いなことに、西武が獲得調査に動いているという話だからね。

C もともと松坂は「西武に戻りたい」と本音を吐露することがあったといいますからね。

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