今度のデートは、「理由はないけど」とびっきりのおしゃれをしてみよう

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今度のデートは、「理由はないけど」とびっきりのおしゃれをしてみよう



大好きな人を、もっとドキドキさせたい。こんな気持ちは恋にはつきものですが、なかなかこれといった正解は見つかりません。

だって、どんなことでドキドキするかなんて、男子ひとりひとりによって違うし、また、自分のタイプや、ふたりの関係性なんかにも左右されますから、絶対解がないのも当然です。とくに悩むのはファッションやメイク。

好みの前に、そもそも男女ではファッションの見方自体が違って、何を基準に考えたらいいかわかんない。男性誌に出てくる「かわいい女の子」のファッションと女性誌のそれとが全然違うことからも、このことは明らかです。

紺色のセーターがいいのか、白がいいのか、どっちを着てみれば正解かなんて全然わからないわけです。それでも私は、たとえ正解でなくても、あなたがあなたなりに全力でひねり出した最高傑作なウルトラ一張羅(「いっちょうら」と読むんですよ。美容師さんに聞きました)が、確実にその彼のハートを鋭く撃ち抜くことを、信じています。

■■男子はファッション馬鹿

ファッションの話なのに恐縮ですが、残念ながら、あなたの好きな彼は女性のファッションのことなんて何もわかんないでしょう。

「かわいい女性の冬ファッションは?」

なんて聞かれても、ソッコーで「んーとね、モコモコでフワフワで、あとはミニスカに黒タイツ。ムートンブーツもほしい」とか言ってしまうでしょう(どんな服装想像してんだよ!)。

そのレベル、そのレベルなんです彼らはっ!が、そんなファッション馬鹿な彼らでも、誰一人として見逃さないであろう女性のファッションにおける、ある要素があります。

それが、「気合入ってるかどうか」というところ。ここだけは、見逃しません。暇つぶしに入ったコンビニで女性ファッション誌を見かけても、開いて下着の広告とかエッチな体験談のページしか開かない「あの」彼らですら、これだけは絶対に気づいてくれます。

ファッションにお馬鹿な彼らは細かいことはわかりませんが、「俺に対して訴えかけてくるオーラ」のようなものをファッションの全体から感じ取ることはできます。これを私は、「字が上手い下手に関わらず、『丁寧に書いたかどうか』は一目でわかる」というのに近いものだと思います。

字が上手な人が雑に書いたのと、字が下手でも丁寧に書いたのとでは、後者の方が、一生懸命さと誠実さが伝わって、何だか読んでいて気持ちがいいですよね。何より気合が伝わってきて、その文章を思わず読まされます。

そんなふうに、デートのファッションを決めるときには、細かいところなんて絶対に気づいてくれないってわかっていながらも、絶対に手は抜きません。正解がなくても、自分なりに「120 点! お疲れ私そしていってらっしゃい私!」と思えるものでさえあれば、きっと彼には「お、今日なんか気合い入ってる」と伝わると信じていますから。

■■気持ちがね、気持ちが嬉しいんや・・・・・・

まあ、「気合いが強い人全国大会」に出るわけじゃないので、気合が強けりゃどうなんだってわけですが、男子もさすがにここまでくれば、「こんなに気合が入ってるってことは、俺にドキドキしてもらいたいってわけか」と勘付いてくれます。

そして彼らは、細かなファッションの良し悪し・出来不出来より何より、気合の入ったファッションから伝わってくる「あなたとのデートなので、気合入れちゃいましたよ」という女子の気持ちそのものに、最っ高にドキドキするんです。

そして単純だからそんなことで嬉しくなってテンション上がって、いつもよりも優しくエスコートしてくれたり、楽しい話で笑わせてくれたり、あとはおごってくれたりも(多分)するんです。

おしゃれをすることは、恋をする乙女にとってもはや宿命。だから、おしゃれをするのに理由なんていらないし、今度の彼とのデートで、何の特別な理由もないのに、とびきりのおしゃれをしていくことに何もおかしなところはありません。あぁ、もっとドキドキしてもらいたい!それがきっと恋の全部です。(遣水あかり/ライター)

(高﨑哉海/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(真己野ナナ/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)

(ハウコレ編集部)

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