50歳から1億円貯める! 魔法の「大人のお金学」 (2/4ページ)
月額1万円の保険で十分です」(同)
保険を見直すことで、まず月2.2万円が浮く。
次いで住宅ローンの見直し。マイナス金利時代の今、住宅を購入した際に組んだローンを組み直すだけで、平均して月1万円はカットできるという。「車を持っている人はカーシェアリングに変更すること。毎月の駐車場代はもちろん、自動車税や車検、メンテナンス費用を節約でき、駐車場代にもよりますが、2万円以上の節約効果が期待できます」(同)
このほか、3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のスマートフォンを使っているなら、夫婦そろって“格安スマホ”へ変更すべきだという。
こうして浮いた額が月7万円。外食や旅行を控えたりするのではなく、無駄を見直すだけで捻出できるのがポイントだ。
■iDeCoとつみたてNISAがオススメ
この資金を毎月積み立てていくわけだが、手堅く効率的に殖やすため、長尾氏が推奨するのが「イデコ=(iDeCo=個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA(ニーサ)」だ。
イデコには上限があり、一般の会社員の場合、月4.6万円(夫婦2人)までが投入できる資金の上限で、60歳まで毎月積み立てることができる。50歳から始めると、元本は10年間で552万円にしかならないが、イデコには所得税・住民税合わせて20%の控除がある(課税所得10%の場合)。
したがって、10年間での税金の戻り(控除分)が約110万円。さらに、イデコは投資信託などで運用するため、運用利回りも加わる。
「株式と公社債がバランスよく組み込まれた、インデックス(指標)ファンドがお勧め。年4%程度の利回りの商品なら10年で約125万円。元本・控除分を合わせて約787万円となります」(前出の長尾氏)
家計見直しで浮いた7万円のうち、残りの2.4万円は、年4%の投信をつみたてNISAで運用する。60歳でイデコが終わったら、全額7万円をつみたてNISAなどで運用すると、65歳時点でNISAの収益は元本合わせ、800万円超に(つみたてNISAは、夫婦合わせて月6万6667円が上限)。