『ドクターX』『相棒』をマネろ!フジに出た「テレ朝コピー指令」 (5/5ページ)
「これまで『恋仲』や『好きな人がいること』などの恋愛ドラマを数多く手掛けてきたまだ若手プロデューサーのF氏が、今年6月末に退社しています。F氏は過去のインタビューで、“ラブストーリーは数字が取れないが、だからこそ勝機があるかも”“若者を標的にしないとドラマが終わる”といった思いを熱く語っています。フジテレビを退社し、自ら映像制作会社を作ったのも、フジ上層部の視聴率だけを求める姿勢に危機感を持ったからなのかもしれません。
確かに今のテレビのメイン視聴者層は高齢者が中心ですが、こうしたフジテレビの方針は、極端に言えば若者層を無視しているとも言えます。いくら視聴率がよくても、高齢者だけを狙って作って、CMのメインターゲットとなるM1(20歳~34歳の男性)、M2(35歳~49歳の男性)、F1(20歳~34歳の女性)、F2(35歳~49歳の女性)の層が見なければ、単価の高い大手クライアントのCMが入らず、結果、収益にはつながらないんです。当然ながら、フジ上層部もそんなことは重々分かっていますから、医療モノ、刑事モノを強化しつつも、ドラマの方針については常に議論を続けていくものと思われます」(前出の広告代理店関係者)
人気ドラマシリーズで盤石のテレビ朝日の牙城を、フジテレビが崩すことはできるのだろうか?