学園祭で売り上げナンバーワンの出店になるためには? #もやもや解決ゼミ (2/4ページ)

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ですから売り上げを増やしたいのであれば、リピーターを増やす努力ではなく、別の努力をしたほうがいいですね。毎年恒例になっている「有名サークルの出店」など、のれんやブランドがあれば別ですが。

顧客第一に考えよう!

顧客のニーズに応える出店を考えるのが第一です。例えば、食べ物の出店を考えるなら、学園祭に来る人たちはあちこち見て回りますから、「片手に持って食べられるもの」「歩きながら食べられるもの」のニーズが高いはずですよね。

まず顧客がどのようなものを求めているかを考え、それに合った出店をしましょう。

学園祭というと飲食系の出店が多いですが、物販から離れて考えてみるのも一つの方法です。

例えば、私が感心したのは「カップル占い」という出店です。学園祭ではにわかカップルができたりしますが、意外と二人きりになれる場所はないですよね。二人でブースに入って占い師の話を聞くという企画は、カップルのニーズをうまく満たしています。

他にも、例えば「うちの学園祭に来るのは親子連れが多い」と分かっているなら、ターゲットを子供に絞った出店などを考えてみてもいいでしょう。

出店の場所は重要である!

学園祭の出店が繁盛するかどうかは「場所」が重要です。出店が並ぶ島があったら、角の場所に出店できるようにしましょう。角は一番目立ち、人が足を止めやすいところです。

私のゼミの学生が、バス停が横にある大学正門すぐの場所で、大判焼き屋を出店したことがあります。なかなか繁盛していました。帰りのバスを待っている間にちょっと買うニーズが大きかったと聞いています。バス待ちの時間での利用ですから、焼きそばやおでんをがっつりではすべります。場所の良し悪しだけではなく、場所とニーズの相性も考えるようにしてください。

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