白い布が被せられたまま、誰も中身を見たことがない「幽霊時計(ゴースト・クロック)」その理由とは? (2/3ページ)

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Ghost Clock by Wendell Castle

・誰も中を見ることができない『幽霊時計』

 ワシントンD.C.にあるスミソニアン・アメリカン・アートミュージアム(Smithsonian American Art Museum)には、『幽霊時計(ゴースト・クロック:Ghost Clock)』と題されたオブジェが展示されてある。

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image credit:imgur

 1985年にウェンデル・キャッスル氏が手掛けたこの作品は、これまで仕上げた12の時計作品の最後のものとされているが、なぜか展示には白い布が被せられたままになっており、誰も中の時計を見ることができない。

 シーツのような大きな布は、時計のほぼ全体を覆っており、しっかりと胴体が紐で縛られている。

 中の時計が破損し修理を待っている間、このように布で覆いながらも展示を続けているのか、もしくは展示の準備ができていないのか…訪問者はこの作品を前にして、様々な疑問を抱き首をかしげる。

 しかし、作品について書かれたプラーク(銘板)に目をやると、誰もが「アッ」と驚くことになるのだ。
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