研究者になりたい! コネなしお金なし……は茨の道? #大学1年生の転び方 (2/5ページ)

学生の窓口

学者になりたくてもなれず、人生をくすぶっている人たちが世の中に沢山いるでしょう。発想の転換として、この「人生をくすぶっている人たち」を救うビジネスを始めたらいいのではないかと考えています。しかし、この問題を解決させるのはあまりに難しすぎるので頭を抱えています。
(女性/大学4年生)

経済的に苦しければ兼業研究者を目指すのもアリ!


自分自身のことを振り返ると、やっぱりお金の問題は大きかったですね。というか、いまだに大きいです。毎月けっこうな額の奨学金を返済しているので。

わたしの大学院生活は、奨学金に仕送りと原稿料を足すことでギリギリ成立していました。これが優秀な院生だと、返済不要の奨学金や研究費をもらえたりもするんですが、なにしろ劣等生だったもので、なにをやるにも自腹だったんですよ。もうね、借金まみれは不可避でしたね。

しかもやっているのは女子マンガの研究……そんな研究者を雇う大学があるとはとても思えなかったのですが、それでも大学に居続けたのは、単にわたしが楽観的だったからです(笑)。奨学金が底をついたら大学院を辞めて、ライター仕事を頑張ればいっか〜! くらいにしか思ってなかったんです。

つまり、どういうことかというと、長い研究人生の中で、研究の比重が大きいときと、仕事の比重が大きいときがあって当然と思っていたんですね。エリートじゃないので、ずっと研究だけやれると思っていなかったというか。お金と時間に余裕があるときは研究して、そうじゃないときは仕事で稼いで、細く長く研究と関わっていければいいや、と。

これは野良犬研究者の考え方なので(笑)、馴染まない方もいそうですが、わたし個人は、このやり方で大学の先生になれてしまったので、結果オーライです(ホント、楽観的すぎますけど)。

そんなわけで、相談者さんがとりあえず就職されたのはよかったと思います。

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