フードデリバリーのアプリで野良犬に食べ物を配達する男性。それにはこんな事情があった(インド) (1/4ページ)

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フードデリバリーのアプリで野良犬に食べ物を配達する男性。それにはこんな事情があった(インド)
フードデリバリーのアプリで野良犬に食べ物を配達する男性。それにはこんな事情があった(インド)

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 海外では、野良犬たちが路上のゴミを漁っている姿を目撃することがある。運よく誰かに面倒を見てもらえたり、動物保護団体の目に留まればいいが、大抵の野良犬は、毎日エサにありつけるとは限らず、空腹に飢えて荒んだ生活をしている場合が多い。

 日本では安易な野良犬や野良猫の餌付けは良くないこととされているが、これはインドの話である。1匹の野良犬と自宅のアパートの前で出会った男性は、犬と親密な関係を築くようになった。

 残念なことにそのアパートでは室内で犬を飼うことができない。男性は犬に餌を与えていたが、仕事の関係で餌を上げられない時もある。

 そこでスマホアプリのフードデリバリーサービスを利用し、定期的に犬に餌を与えることにしたのだ。これで犬は空腹になることもなく、ゴミ箱を漁ることもなくなったという。
・男性とシャドーの出会い

 インドのコウディアーに住むツアー・オペレーターで2児の父ヴァルギーズ・ウーンメンさんは、2年前に自宅アパートの前で1匹のメスの野良犬と出会った。

 ヴァルギーズさんは、その犬に自宅で調理したごはんや肉を与えるようになった。犬はヴァルギーズさんにとても懐き、ヴァルギーズさんが車に乗って現れると遠くからでも察し、彼の後をついて回るようになったという。

 ヴァルギーズさんは犬を「シャドー」と名付けかわいがったが、残念なことにアパートで犬を飼うことができず、外で触れ合うことしかできない。
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