2019プロ野球「ワーストナイン」(3)でたらめサイン西武・森はパスボール王 (1/2ページ)

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森友哉
森友哉

 緊迫した場面で飛び出すミスほど痛いものはない。目立たないプレーでも、数字がワーストナインを証明していた。

 伊原氏は牧原大成(27) =ソフトバンク= の盗塁成功率の低さに驚きを隠さない。

「成功率4割3分4厘? 半分以上失敗ですよ。もってのほかだよね。これは監督のミス。相手バッテリーの守備力と牧原の脚力を計算していない。ゲームの展開によって『セーフになれば儲けもの』みたいな走らせ方をしないと、こんな数字にはならないでしょう。広島・西川龍馬(24)もひどい。私だったら、こんな低い成功率では走らせませんよ」

 うるさい走者を殺すのが捕手の仕事だが、それ以前に問題なのがパスボールだ。ランキングを見てみると、両リーグを通じてダントツは、12回を記録した西武・森友哉(24)である。

「辻監督も、炭谷が抜けて森の守備がいちばん心配だと言っていました。まあ、そのとおりです。ワイルドピッチとパスボールの差は微妙なのですが、森のキャッチングがヘタなのは間違いのない事実。それと西武の投手は、なぜか逆球が多いですからね」(金村氏)

 ノーバウンドで捕手が捕れる範囲内とされる場合は「パスボール」。バウンドした投球と捕手が届かないところへ投げてしまった場合は、ほぼ「ワイルドピッチ」と記録される。

 森と甲斐拓也(26)=ソフトバンク=の捕逸の数を見比べた角氏はこう指摘する。

「恐らくサイン間違いでしょう。実態はわからないですけど、森の場合はまっすぐのサインを出しているつもりで、カーブのサインを出してる可能性がある(笑)。まあ、いい捕手は投手を信用してないもんですよ。必ずしも構えたところに投げてくると思ってないし、直球とサインを出してもカーブが来るかもしれないと思ってるんですよ。なので、この2人は捕手としてまだ一流とは言えないのかもしれない。投手を信用しすぎてるからね。バカ正直なんでしょう。昔、金田さんは口を開けたらカーブ、閉じたら直球というサインを出していたという話を聞きましたけど(笑)」

 セのワーストナイン捕手部門は、炭谷の加入で出場機会が減った小林誠司(30)が選ばれた。

「何をしてるんだ、お前は!と思うよね。3連戦だったら2試合は出なきゃダメでしょう。

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