2019プロ野球「ワーストナイン」(1)20勝宣言した巨人・菅野はガッカリ終戦 (1/2ページ)

Asagei Biz

菅野智之
菅野智之

 ソフトバンクの3連覇で、2019年のプロ野球は幕を閉じた。各球団は早くも来季に目を向けるが、中には猛省を促したい面々もいる。今季もデータで振り返り、「アサ芸ワーストナイン決定委員会」が今季の「サイテー選手」を選出した。

 投手が投げなければ試合は始まらない、進まない。しかし、投げれば投げるほどチームの士気を下げるエースたちもいたものだ。

 ワースト先発投手に選ばれたのは、なんと巨人の菅野智之(30)である。勝ち星は11勝(昨季15勝)と2桁をクリアはしたが、防御率は3.89(昨季2.14)、被本塁打20(昨季14)。球界最高年俸にしては、今年の数字はがっかり感が漂う。

 巨人OBの角盈男氏は、菅野に愛ある檄を飛ばす。

「叔父である原監督の復帰1年目、ましてや20勝宣言までしたでしょう。彼の場合、他の投手と違って15勝が最低ラインですからね。今年はボールが高かった。楽してるわけじゃないと思うけど、手投げに見えるんですよ。金田(正一)さんがよく言っていた『走れ走れ』を実践してほしいよね」

 ソフトバンクのエース・千賀滉大(26)も「1イニング炎上王」という、ありがたくないタイトルを獲得した。8月17日の西武戦で9点を取られたが、1イニングの大量失点でも続投という采配について、伊原春樹氏が解説する。

「1イニングに5点以上取られたら、ほとんどの監督は代えますよ。代えないのは見せしめ的な意味合いもあるでしょう。中1週間も空けてこれかよ、と。キャッチャーの配球もあるから一概には責められませんが、今年の千賀は時々、大量失点を食らったね」

 5勝12敗、防御率4.57、26被本塁打で投手ワースト三冠王のヤクルト・小川泰弘(29)について、金村義明氏はこう評する。

「ライアンの26被本塁打は狭い神宮球場だからというハンデはあるにせよ、開幕投手ですからね。あの強力打線をバックにしたら、もっと勝たなきゃおかしいでしょう」

 一方、ワースト救援投手となったフランスア(26) =広島= については、金村氏は同情的だ。

「67試合に登板したフランスアの場合は、完全に勤続疲労でしょう。

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