宮根・小倉・加藤…東京五輪マラソン、札幌騒動で「1番上がった男」

日刊大衆

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 11月1日、東京五輪のマラソンと競歩の開催地について、国際オリンピック委員会(IOC)と国、東京都、大会組織委員会の会談が行われ、北海道・札幌に移転することが決定した。

 マラソンと競歩の開催地をめぐっては、ドーハで行われた陸上の世界選手権で棄権する選手が相次いだことを受け、気温の高い東京から札幌に移す計画が発表されていた。

 移転決定について小池百合子都知事(67)は「都として札幌開催には同意できないが、IOCの決定は妨げない。あえて申し上げるなら合意なき決定」と不満ながらに述べた。

 東京から札幌へ移転することについて、札幌市には北海道内外から「東京はずっと準備してきた。市としては断るべきだ」「道の予算を使わないでほしい」といった批判の声も寄せられているという。

 また、「オリンピックよりビールとジンギスカンだ!」「こっちだって迷惑だよ。おかげで大通公園のビアガーデンはおじゃんだ」といった、毎年7月から8月にかけて札幌市中心部の大通公園で行われる「さっぽろ夏まつり」の「さっぽろ大通ビアガーデン」の開催を危ぶむ声も上がっている。

 極楽とんぼ加藤浩次(50)はこの決定について、自身がMCを務める11月6日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で言及。

「僕が北海道出身だからってわけでもないんだけど」と前置きし、「札幌は急に(移転先だと)言われている」「無理やり(東京から)奪ったわけでも何でもない」「急に言われて何とかしようとしてるのが札幌。頑張ろうとしてる」と持論を語った。

 さらに、ハリセンボン近藤春菜(36)も「札幌も9か月前に言われてビックリしてる。そこにサポートを東京もしないといけないですね」と加藤の意見をフォローする発言をしている。

 加藤の意見にネットでは、「加藤さんの言う通りです」「札幌は悪くない。札幌を批判する人は間違っていると思う」「北海道愛とかじゃなくオリンピックが成功してほしいって気持ちじゃないかな?」といった支持する声も上がっている。

「一方で、『とくダネ!』(フジテレビ系)での小倉智昭(72)と『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の宮根誠司(56)の発言には、多くの人から批判の声が上がっています」(スポーツ紙記者)

■「小倉と宮根は、もう二度と北海道に来るなよ!」

 11月1日放送の『とくダネ!』で小倉は、「北海道マラソン、一流ランナーが出たがらない。その時期のマラソン、キツいのを知ってるから」と語り、「決して映像的には美しいコースではないと思いますよ」と続けた。

 この発言を受け、北海道文化放送の廣岡俊光アナウンサー(38)が自身のツイッターを更新。「朝から悲しい気分になった。(中略)『決して映像的には美しいコースではないと思いますよ』北海道マラソン中継のメインゲストにお越しいただいた方の言葉、本当に悲しい」とツイートしている。

「小倉は、マラソンへの造詣も深く、フジテレビの系列局が国際的なマラソン中継をする際にはゲストとして出演することも少なくありませんでした。そんな小倉が“決して映像的には美しくないコース”と言ったんですから、廣岡アナがショックを受けるのも当然です」(前出のスポーツ紙記者)

 さらに、11月1日放送の『ミヤネ屋』では、札幌で開催された際の想定コースを紹介。これに宮根が「実況アナウンサー泣かせですよ。東京だったら“雷門が見えてまいりました”とか“東京タワーが見えてきました”とか、いろいろ名所を言いながら実況できるわけですよ」「これ、どう実況する? 真っ直ぐで何もないところ」と、札幌の街並みを批判するような発言をしている。

 宮根の発言には、「本当に酷い言いようだった。あれでは札幌観光にもマイナスイメージ」「これ議員が言ったら、議員辞職にならないまでも確実に謝罪案件ですよね」「今日1日で宮根は道民から嫌われたね。ミヤネ屋を放送してるSTVは頭抱えてるよ」「小倉と宮根は、もう二度と北海道に来るなよ!」といった、宮根、そして小倉にも激しい批判の声が上がった。

「小倉もそうですが、特に宮根のコメントでネットは大炎上。ヤフーの『リアルタイム検索で話題のキーワード』で『ミヤネ屋』が上位に入ってしまいました。小倉と宮根の発言は、北海道に住んでいる人だけでなく、多くの日本人が疑問を抱く内容です。

 ただ、ネットのコメントの中には、“『実況アナウンサー泣かせですよ』、だったら適任者が1人いるけどな。北海道マラソンを毎年実況してるUHB(フジテレビ系)の廣岡俊光アナウンサーが。廣岡さんなら何とかしてくれるよ”と、小倉の発言についてツイートした廣岡アナの名前が挙がり、多くの支持を得ています。きっと、北海道マラソンでお馴染みの廣岡アナが、東京五輪の舞台でも素晴らしい実況をしてくれるのではないでしょうか」(前同)

 来年の開催まで、まだ一波乱も二波乱もありそうなマラソン・競歩の開催地をめぐる議論。再び、小倉と宮根が炎上発言をしてしまわないか、心配だ……。

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