嵐のSNS全面解禁戦略が、元SMAP脱退組の“模倣”という皮肉 (2/2ページ)

アサジョ

これまでの芸能界であれば、事務所を半ば追放され、テレビの世界からオファーが無くなればタレントとして存在しないも同然の扱いとなっていましたが、SNSを駆使することでテレビに出ずとも情報発信を続けることが可能となり、結果的に世間への影響力をキープすることでこれまで通り企業から商品訴求のオファーを貰うことができていますからね」(テレビ誌ライター)

 つまり、ジャニーズからすれば、“追い出したはずなのになぜ…?”といった心情だろうが、実際に香取や稲垣、草なぎは順調に俳優、タレントとしての仕事を継続的に確保しており、SNSを駆使することでファンとのリアルタイムな交流が可能となっているのだ。

「テレビが絶対的なメディア媒体として君臨していた時代からは考えられないような脱退組の3人による“巻き返し”ぶりですが、最近では元関ジャニ∞の錦戸亮もまた退所後すぐにSNSを駆け込み寺として選んでいます。こうした状況を大元のジャニーズが黙って傍観し続けるわけもなく、“ならば我々も”と重い腰を上げたのかもしれません。追放したはずの元SMAPのマネージャーによる戦略と同じルートを辿るというのはジャニーズ事務所からすれば皮肉な話ですが、SNSを過剰に禁じていてはその反動で錦戸のような脱退者が思わぬ特需を得られてしまう為、あまり良策にはなり得ないと判断したのでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 いずれにせよ、天下のジャニーズも少しずつその戦略を見直すべき時期にさしかかっているということだろう。

(木村慎吾)

「嵐のSNS全面解禁戦略が、元SMAP脱退組の“模倣”という皮肉」のページです。デイリーニュースオンラインは、ジャニーズ事務所草なぎ剛稲垣吾郎SMAPエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧