保護犬のラベルをビール缶に貼って里親探し。ビール醸造会社が地元の動物救済団体と提携(アメリカ) (1/4ページ)

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保護犬のラベルをビール缶に貼って里親探し。ビール醸造会社が地元の動物救済団体と提携(アメリカ)
保護犬のラベルをビール缶に貼って里親探し。ビール醸造会社が地元の動物救済団体と提携(アメリカ)

image credit:4luvofdogrescue/Instagram

 アメリカでは、地域にもよるが、シェルターと呼ばれる保護施設にいる引き取り手がなかなか見つからない犬たちは、最終的に安楽死させられることも少なくない。

 州によっては保護団体と協力し、殺処分ゼロを目指したノーキル運動が積極的に行われているが、今度は企業がその運動に名乗りを上げた。

 ノースダコタ州のあるビール醸造会社は、地元の動物救済団体と提携し、ビール缶に保護犬のラベルを貼って、里親探しに協力することにしたのだ。
・ラベル印刷会社に勤める動物好きの男性のひらめき

 ノースダコタ州ファーゴにある非営利動物救済団体『4 Luv of Dog Rescue』で、ボランティア活動をして4年目になるジェラード・ライアンさんは、『Northern Plains Label』というラベル印刷会社で日々の仕事に携わっていた時、ふとある考えが頭をよぎった。

 ライアンさんの会社では、地元にあるファーゴ醸造会社(Fargo Brewing Company)のラベルをビール缶に印刷している。醸造会社が自社のロゴを貼る代わりに、飼い主を求めている保護犬のラベルを貼ってくれれば、より多くの犬に里親が見つかるのではないかと。
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