「緊張しやすい」性格の克服法 (2/3ページ)
身体がもちませんよね。
そのための防御作用が「慣れ」です。これは人間の防御作用ですので、誰でも経験値を積めば緊張感は薄れてきます。
■今すぐ解決できる! 緊張をほぐす方法
では、まず今起こっている緊張を取り除くには、どうすればいいのでしょうか? 緊張をほぐす方法を3つ紹介します。
◇(1)胸のあたりを一定のリズムでたたく
「ドキドキしてきた!」と感じたら、左右どちらでもかまわないので鎖骨の下あたりの胸元に指先をあて、一定のリズムでトントンとたたいてみましょう。
人間の身体は2つのリズムが共存できないため、そのときは安定したリズムに引っ張られるという法則があります。軽くたたいているうちに落ち着いてきますよ。
◇(2)身体の緊張をほぐす
深呼吸する、首や腕を大きく回す、その場で軽く何回か飛ぶなど、自分がやりやすい方法で身体の緊張をほぐしましょう。
これは身体の緊張を解くだけでなく、うまくいった行動をルーティンとしておくことによって心理的なお守り効果にもなります。
◇(3)うまくいったあとの自分を想像する
発表がうまくいったあとの自分を想像しましょう。祝ってもらっている様子、笑顔の自分などなるべく具体的にイメージすることが重要です。
◇(4)ドキドキするではなく「ワクワクする」と言ってみる
緊張したときはつい「ドキドキしてきた」と言ってしまいがちですが、そうではなく「ワクワクしてきた」と言いましょう。
人間には自分の言葉と行動を一致させるために動く一貫性の原理があります。「ワクワクしてきた!」ということで気持ちが前向きになり緊張感が薄れます。
■緊張しやすい性格を克服する方法
次に、「緊張しやすい性格」を克服する方法を紹介します。