日本人の感謝は人だけでなく死者やモノ、コト、空間にまで捧げる (3/3ページ)

心に残る家族葬



「神の似姿」である人間には自然を支配する権利があり、神の創造した世界・宇宙の仕組みを解くことができるとする発想が、西洋世界における科学の発達の背景となったと言われる。

事実、ガリレオ、ケプラー、ニュートン、パスカルといった歴史上の天才科学者(当時は科学哲学者と呼ばれた)は、いずれも敬虔なキリスト教徒であった。自然崇拝の排除というと良いイメージはないが、我々が享受する科学技術の恩恵が、自然を敬い、感謝する文化からは生まれなかったのは確かである。

■「感謝」の行方

感謝の心は日本人だけのものではないが、死者やモノ、空間にまで捧げる心性は世界で注目されている。しかし唯一絶対の存在に感謝し、寄り添うことの効用もまた大きい。孤独を癒し生きる目的を与えてくれるからだ。安易な折衷主義に陥ることなく、互いの良いところを取り入れていくべきである。

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