宇宙飛行士に銃が必要な理由(ロシア) (4/4ページ)
・銃の携行は2007年にいったん解除される
TP-82が初めて宇宙に持ち込まれたのは、1982年。そして2006年まで、ソ連とロシアの宇宙飛行士らはそれを携行し続けていたが、2007年以降TP-82は標準緊急装備から除外された。
そして、年月が経つとともにGPSが発展し、救助に時間を要することもなくなったことから、宇宙飛行士は10年以上も武器を携行していなかった。
・2019年、再び宇宙飛行士の銃携行が認可される
しかし2019年9月、ロシア宇宙開発当局は宇宙飛行士らへの銃携行を再認可する意向であることを発表。
有人宇宙船の打ち上げ場所が、今後ロシア極東に移ることを受けての再検討となったわけだが、地球への帰還時に宇宙飛行士が自身の身を危険から守るための武器の導入は、やはり必要不可欠なものであるという結論に達したようだ。
現在、当局では使用可能な銃の試験を行っているということだが、マルチな性能を発揮したTP-82のような優れた武器が、今後宇宙に持ち込まれることになるのか、注目されるところだろう。
References:Alien Newsなど / written by Scarlet / edited by parumo