ステキな恋をしている人は「彼を傷つけてしまったことがある人」

ハウコレ

ステキな恋をしている人は「彼を傷つけてしまったことがある人」



「彼氏候補を10人紹介してもらったんですが、これといった男子に出会えませんでした。ステキな男子も何人かいたんですが、イマイチ会話が盛り上がらなくて・・・・・・」先日お会いした女子は、こう言いました。数だけ見たら、10人って多いし、10人も紹介してもらえるラッキーな(人徳のある)女子だと思いますが、なぜ10人もの男子を紹介されて、どの男子に対してもピンとこなかったのでしょうか?

■■表面的なうす~い会話

誰かの紹介でも、合コンでも同じですが、何時間相手と話をしても、表面的な会話にしかならない集まりって、おそらく誰もが経験したことがあると思います。「はじめまして」から始まって「ご職業は?」「どこ住みですか?」というような会話に終始しちゃう集まりって、誰でも経験したことがありますよね?

ホントは、すごく極端に言うと「年収はおいくら万円ですか?」「えっ!300万円ですか!それではお金のかかるデートもできないですよね」という会話があったほうが、楽しいといえば楽しいのです。

そんな失礼なことを相手に言えない。ふつうはこう思うでしょう。あくまでもたとえ話だから、そう思っていいんです。そう思う人は、まっとうな常識ある人です。相手にこれを言うと、相手が傷つくかな?と思うようなことを言わないと、相手は心を開きません、ということを端的に表したたとえ話です。

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テレビのトーク番組の多くは台本があります。「えっ!こんな失礼な質問を、この大御所タレントにしてもいいの?」と思えるような質問だって、ちゃんと台本に書いてあって、それに対してどう答えるのかも、事前に打ち合わせが終わっています。そういう台本にする意図は、「多少、相手が傷つく(あるいは腹を立てる)と思われる質問をすることによって、番組の雰囲気を盛り上げたい」というものです。

■■いつもステキな恋をしている女子の特徴

初対面の相手にいきなり年収を聞く人はまずいないはずですが、年収以外でも、「もしかしたらこの質問をしたら相手が少し傷つくかもしれない」というような質問をし、相手もそれに答え・・・・・・という感じでうまくやっている人もいますよね。恋愛がうまい女子、というか、いつもステキな恋をしている女子を見ていたら、わりとこういうことがうまいように感じます。

もちろん相手が傷つかないように気をつけながら会話をする・・・・・・こういう心遣いがベースにあるのですが、会話の流れで「ここは踏み込んだほうがいいかな?踏み込んだら失礼かな」というポイントってありますよね?そこで踏み込める勇気というか心意気というか、そういうものがないと、うわっつらの会話に終始して、10人の男子を紹介されようと、20人の男子を紹介されようと、結局彼氏ができない、ということになるのではないか、と思います。

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とくに最近は、自分が不用意に傷つきたくないゆえ、相手の心に必要以上に踏み込まない人が多いと思います。でも自分が少し傷ついても、期せずして相手のことを少し傷つけてしまっても、これを言わないとお互いの関係が深まらない、という会話のポイントって、相手がどんな人であれ、あるはずなんです。相手を少し傷つけてしまって、その傷をケアして、自分も少し傷ついて、その傷を自分でケアして・・・・・・という感じで、傷つくことと、ケアすることとの積み重ねが、ステキな恋の花を咲かせる栄養になるのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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