自主的に勉強する子はこう育てる!ポイントとなる幼児期に親がすべきこと (3/3ページ)
親子一緒にいる時は、親から見た子供のいいところや、良くなったところを教えてあげて、ほめてあげることで子供は親が自分を見てくれていると感じますし、自己肯定感を得ることができます。
逆に言葉がけがダメ出しメインになっていると、「どうして僕はダメなんだろう」という思考になってしまうので注意が必要です。
子供が親の愛情を感じたり自己肯定感を持てるかどうかは、一緒にいる時間の長さよりも、親子の絆を感じられる時間を作れるかどうかの方が大事だと思います。両親が仕事で忙しくて、子供は託児所などに預けている家庭もあると思いますが、そういう家庭でも、電話で会話をしてその日にあったことを3分でもいいので聞いてあげたり、ラインでメッセージを送ったりということはできるはずです。短くてもいいので、親子だけの濃密な時間を作ることを心がけていただきたいです。
――本書を読んで、自分の子育てが間違っていることに気づいた場合、やり直しはきくのでしょうか。七田:能力的なことは別として、「自主性」や「根気」など生きていくための態度を身につけさせたいということであれば、いつからでも遅すぎるということはありません。この本を読んでいただいて、子育てについて間違っていたと思ったのであれば、そこから子供への接し方を変えていただければ大丈夫だと思います。
――最後になりますが、子育て中のお父さんにメッセージをお願いいたします。七田:子育てをおおかた終えた今、思い出すのは、大変だったことではなくて、楽しかったことです。たとえば娘とピアノの発表会で連弾をするために練習した思い出であったり、親子で漢字検定の勉強をした思い出であったり、一生懸命子供と何かを一緒になってやったことが、今でもいい思い出として残っています。
もしかしたら、子供の方にとってはそんなに印象的な思い出ではないのかもしれませんが、でも、親にとっても子育てが終わった後に楽しかった思い出が残るのは大事なことです。プラモデルやジグソーパズルでもいいですし、料理を作るのでもいいので、「子供と一緒に何かをする」、「一緒に取り組む」ということをキーワードに子育てをしていただくと、親にとっても子供にとってもいいのではないかと思います。
(新刊JP編集部)