朝ドラ『スカーレット』“過剰演出”に批判「そんなヤツいないだろ!」

まいじつ

朝ドラ『スカーレット』“過剰演出”に批判「そんなヤツいないだろ!」

NHK朝の連続ドラマ『スカーレット』の〝あるシーン〟が「やり過ぎだ」などと、視聴者から反感を買っている。

問題となっているのは、ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)の父・常治(北村一輝)のたび重なる〝ちゃぶ台返し〟だ。第38話では、風呂が沸いていなかったことと、「いちいちうるさいねん」と次女の直子(桜庭ななみ)が口答えしたことに激怒した常治が、茶碗と箸が乗っていたちゃぶ台をひっくり返した。また、第42話では、酒だと騙されて水を飲まされた常治がまたもや激昂し、ちゃぶ台をひっくり返そうとしたが、このときは喜美子が寸前で押さえ、未遂に終わっている。

ネット上では、

《実際、こんな何回もちゃぶ台をひっくり返そうとする奴なんていないだろw NHKやり過ぎだわ》
《いくら毒親でもあり得ないなー。そもそも現実にちゃぶ台をひっくり返す奴なんて聞いたことないわ》
《毎回、親父が激怒するのがイラつく。もう縁切っちゃえよw》
《後片付け大変だもんな。普通はやらんだろ》

など、批判の声が殺到している。

NHK自らが対処法を指南

「実は第45話でも直子の口答えに激怒した常治がちゃぶ台をひっくり返そうとするのですが、長女と三女が寸前で押さえ、コトなきを得ました。もちろん、こうしたコミカルな親子のやり取りがドラマを面白くしている部分でもあるのですが、そもそも『スカーレット』はコメディーではありませんからね。実在のモデルである神山清子さんの半生を参考にしているわけで、よりリアリティーを追求するならば、やり過ぎ感は否めないでしょう。最近は、常治の〝毒親〟ぶりにも批判が集まっているので、繰り返される蛮行に視聴者も堪忍袋の緒が切れてしまったのかもしれません」(エンタメ誌記者)

そんな視聴者からの怒りの声に応えたのか、第46話が放送された直後の『あさイチ』(NHK)では、「ストップ!虐待 わたしたちにできること」と題して、毒親とどう向き合うかという特集が組まれた。

これにはネット民からも、

《NHK計算してるのか? 対処法を指南してるぞw》
《ドラマでオヤジの毒親ぶりを見せておいての、毒親特集か。ワロタ》
《どうせなら北村一輝をゲストに呼べば良かったのにw》

など、絶妙な番組編成に対し賛辞が送られた。

何はともあれ、父・常治には猛省を促したいが、果たしてどうなることか…。

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