投資家ではなくトレーダーを目指せ!株売買で稼ぐためのアドバイス (3/4ページ)

新刊JP

冨田:根を詰めてやる人もいれば、片手間でやる人もいるので、時間について一概には言えないのですが、少なくとも仕事の合間に株価を見る必要はありませんし、逆に見ると、株価の値動きに感情が揺さぶられ売買判断がゆがめられるので、仕事の合間には見ないでくださいと教えています。

具体的には、翌日に売買したい場合は、当日の15時から翌朝9時までに売買するチャートを探して注文を入れて、9時から15時の市場が開いている時間帯は株価は見ない。15時になったら、翌朝9時までにその注文が成立したかどうかを確認して、成立していれば、チャートをチェックしてまた注文を入れる、というサイクルです。こうすることで本業に影響が出ないようにやるのは可能です。

――ちょっと答えにくいかもしれませんが、冨田さんは株の売買でどれくらいの利益をあげていますか?

冨田:具体的な数字は言えないのですが、年間で8ケタくらいです。

――カラ売りでの利益についてもお聞きしたいです。

冨田:さっきの相場の話に戻るのですが、ここ数年は大きな流れは上げ相場だったので、カラ売りを仕掛ける場面がそもそもあまりなかったり、あるにはあるのですが少なかったり、短期勝負だったり・・・ですね。カラ売りは下げ相場でこそ利益が出るものなので。

ただ、繰り返しになりますが、上げ相場がいつまでも続くわけではありません。下げ局面に転じた時には、流れに逆らって買いに走るよりも、流れに乗ってカラ売りをした方が利益は出やすいので、今後そういう状況になった時にはカラ売りを仕掛けることが増えていくと思います。

――今回の本でどんなことを伝えたいですか?

冨田:株価チャートを使ったカラ売りの手法の本なのですが、「カラ売りは買いよりも稼げるので、今後ずっとカラ売りをやりなさい」ということを提唱しているわけではなくて、「株式相場というのは上がることもあれば下がることもある」ということをわかっていただきたい。当たり前のことなのですが、国や公的機関はこういうことはなかなか口にしません。言ったら買い手が居なくなり、もっと下がってしまうので。

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