市川海老蔵にもゆかりが! 年末ジャンボ宝くじ「マル福バカヅキ売り場」

一万円札の厚さは1枚で約0.1ミリ。1等と前後賞の10億円を一万円札で積むと、なんと10メートルになるんです!
11月20日に発売となった、令和元年の『年末ジャンボ宝くじ』――。「1等7億円、前後賞が各1億5000万円なので、連番で当たれば計10億円。“令和初の10億円長者”を狙う大チャンスです」
こう解説するのは、本誌でもおなじみの宝くじアナリスト・山口旦訓氏だ。「ただし、宝くじを当てるには運も必要です。漫然と買うのではなく、森羅万象のあらゆる運気を引き込む気概が欲しいところです。そこで今回は、霊験あらたかと評判の神社仏閣に近い売り場を厳選してみました」(前同)
本文では特に注目の売り場8か所を取り上げよう。 まずは北海道札幌市の大通地下CCから。ここの売り場、1億円以上の大当たりは08年以降14本出ているが、その11本が年末ジャンボ。ともかく年末に強いことで有名。16年年末の1等&前賞で8億5000万円。そしてジャンボミニは1等1億円(16年)、1等前後賞1億7000万円が2本(17年)、1等前後賞1億5000万円(18年)と3年連続で出ているのだ。これはやはり、蝦夷地開拓に際し、明治天皇らを祀った北海道神宮(札幌市)の霊力を無視するわけにはいくまい。「なんといっても道産子にとっては北海道神宮ですから(笑)。今回、そこで当選祈願し、お札、お守りを購入してきました!」と、売り場責任者もヤル気マンマン。その相乗効果で10億円が出るのも夢ではなさそうだ。
お次は宮城県塩釜市の塩釜ザ・ビッグCC。実は、この売り場、これまで大当たりこそないものの、今年に入って4月にロト7で3等100万円、9月には同2等977万円と「中当たり」を連発。次の大当たりを予感させるのだ。「塩釜の3大名物といえば、日本有数の水揚げ量を誇る塩釜港のマグロを使った寿司と、浦霞の酒、そして鹽竈神社ですよ」(売り場責任者)
この鹽竈神社、初詣では県下1〜2位を争う人気。ここの神様は漁業の守護神でもあるから、そのご利益で10億円をゲットし、人生の収支を真ッ黒(マッグロ)の黒字にしてしまおう!
さて、千葉県民の初詣といえば、「成田不動」で知られる真言宗・成田山新勝寺は有名だが、その新参道の入り口正面にある売り場が成田CC(千葉県成田市)だ。成田屋こと市川海老蔵にもゆかりのある、その新勝寺にて当せん祈願してきたという特製のハチマキが、売り場に向かって右壁の棚に、招き猫とともに鎮座している。人呼んで「開運招福ハチマキ」。「3年前に移転してから大当たりはまだですが、今年に入りドリーム3等100万円、ハロウィンでも2等100万円が出ました。さらに、この夏には大型スクラッチで1等3000万円も出ているんですよ!」(売り場責任者)
購入した宝くじ券は、「来るぞ!」と念じながら、鎮座するハチマキに触れさせるべし。招福パワー増大は間違いなし!?
■神社仏閣のパワースポットで!
一方、古都・鎌倉で初詣といえば、源氏の守り神・鶴岡八幡宮が真っ先に思い浮かぶだろう。そして、この鶴岡八幡宮の参道沿いにあるのが鎌倉駅前CC(神奈川県鎌倉市)だ。この売り場が一躍有名になったのは、16年のドリームで1等前後賞7億円が出たから。「今年に入ってもバレンタインで3等100万円、新元号くじで2等100万円、そして8月にはミニロトで1201万円が出ています」(売り場責任者)
開運厄除で知られる鶴岡八幡宮の目の前にある売り場だけに、この「中当たり」が、いつ「大当たり」に化けてもおかしくない!?
同様に注目すべきなのは、愛知県名古屋市熱田区の熱田イオンCCだ。大当たりは06年グリーンの1等前後賞2億円以降、お休み中だが、次なる大当たりを予感させる中当たりが連続的に出ているのだ。「07年にロト6で4784万円、09年オータムで2等1000万円、10年はロト6で2771万円、1000万円サマーくじで1000万円、さらに14年にはミニロトで1143万円が出ています」(売り場責任者)
大当たりの予兆を示す「中当たり」のオンパレード。さらに、この売り場にほど近い熱田神宮のご神体は、三種の神器の一つ「草薙の剣」。新天皇が誕生した令和初の年末ジャンボに、開運エネルギーが爆発する事態になりそう!?
お次は京都府京都市伏見区のイオン伏見CC。そして、このすぐ近くに鎮座するのが全国3万社を超えるお稲荷さんの総本宮・伏見稲荷大社。初詣の人気度は府内はむろん、全国でも有数の規模だ。
「昨年5月のロト6では1等5136万円が二口出ました。二口ですよ。今年に入ってもサマーのミニで2等100万円、10月のミニロトで1等1640万円が出ています」と、売り場責任者が胸を張るだけある格段の上げ潮具合だ。この大晦日は、おキツネ様のご利益で、コンどこそ大当たり!?
■世界文化遺産、厳島神社が!
西に向かって、広島県広島市の八丁堀CC。この売り場、これまでに3大ジャンボで出した大当たりは実に26本もあり、実績は申し分ない。ただし、最後に出たのは、どういうわけか12年ドリームの1等前後賞2億円だ。「しかし、16年年末では2等1500万円と同時に、プチ2等1000万円も2本出ています。上を向いてきているのは間違いないでしょう」(売り場責任者)
ちなみに、この売場、近くには世界文化遺産に登録されている厳島神社が。「今年のサマーから、ご購入の方に絵馬をお配りしています。そこに願いを書いていただき、売り場のすぐ横に設けた結び所にぶら下げていただきます。このサービス、一番最初に始めたのは、実はうちなんです」(売り場責任者)
これらご利益、いかに!?
最後は福岡県筑紫野市の筑紫野ゆめタウンCC。この売り場が一挙に有名になったのは、11年年末で2等1億円、翌12年の東日本大震災復興支援・グリーンで1等前後賞5億円が出たことから。以降、ジャンボでは大当たりこそないものの、「15年の年末で2等、16年の年末プチミニ1等、17年サマーミニ2等と、それぞれ1000万円出ています。そうそう、15年のロト7では、1等5億2300万円も出ているんですよ!」(売り場責任者)
これに、隣の市にある大宰府天満宮のパワーが加われば……。なにしろ、大宰府といえば、新元号「令和」の典拠となった『万葉集』に収められた歌が詠まれた場所でもあるのだから。
「年末ジャンボの発売は12月21日(土)まで。幸運をお祈りします!」(前出の山口氏)
人気の神社仏閣のパワーを借りて大当たりをゲットしたら、お礼参りを兼ねて令和初の初詣にゴーだ!