山Pとタッキーの芸能界デビューはジャニーズではなくオスカーだった

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山Pとタッキーの芸能界デビューはジャニーズではなくオスカーだった

 ジャニーズのデジタル元年となった今年、嵐がSNSを全面解禁したのは周知の通り。嵐よりひとお先にSNS界に進出していたのは山下智久。Instagramのフォロワーはすでに380万人を突破しており、昨年6月には中国のTwitter版というべくWeiboでオフィシャルアカウントを開設。100万以上の「いいね!」が付くことも珍しくない。

 来春には、メインキャストの国際連続ドラマ「THE HEAD」がHuluで配信予定。およそ3カ月間に及ぶ海外ロケは、通訳とマネージャーなしで、文字通り裸一貫でやり遂げた。インターナショナルジャニーズの筆頭格と言えよう。

 ジャニーズ事務所に入所したのは、小学生の11歳。美少年だったため、あっという間にジャニーズJr.のセンターになり、03年には山下を主軸としたNEWSで歌手デビュー。脱退後にソロ転向したあともコンサート、主演ドラマ&映画を成功させた。

 意外だが、“美少女大帝国”で知られるオスカープロモーションに所属していた過去があるという。事情に詳しい構成作家は言う。
 「子役デビューはオスカーでした。96年に公開されたVシネマの『心霊 サーファーの死』に、海水浴に来た小学生の役で出ています。役名をもらえるほどではありませんでしたが、わずかながらもセリフはありました。この頃、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)の長寿コーナー『空耳アワー』のVTRにもチョイ役で出ていたとか」

 来年で社歴50年となるオスカーは、「全日本国民的美少女コンテスト」を主催して世に名を馳せた。米倉涼子や上戸彩、剛力彩芽、武井咲といった主役級女優を多く抱える一方で、河北麻友子や岡田結実、藤田ニコルといったバラエティ系に強い美人も多い。容姿端麗が問われるため、山下が籍を置いても不思議ではない。

 「Jr.時代の山下さんを保護者のように面倒を見ていた元タッキー&翼の滝沢秀明(現・ジャニーズ事務所副社長/ジャニーズアイランド社長)さんも、芸能界デビューが実はオスカーです。子役時代は、本名の指田秀明で活動していました。お母さんの旧姓です。ジャニーズに移籍後、お母さんが再婚したので、現在の滝沢姓になりました」(先の構成作家)。

 オスカーからジャニーズへ。ハイスペックな顔面の美少年は、経歴まで見目麗しいのだ。
(伊藤由華)

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