【恋愛相談】「付き合った後にもっと深く愛される秘訣って?」ほか (2/5ページ)
反対に、交際後というのは、「好きな女性を奪い終わった」時期です。この時期には、「その奪った女性が自分に対しても愛情を注いでくれる」ということこそが男性にとって重要になってくるのです。
彼女が自分に対して一途な気持ちを向けてくれるということは、自分の「奪う」が大成功したということになるわけです。
そしてこの交際後の時期において彼女が周囲からモテているということは、「好き」の気持ちを直接掻き立てる要素にはなりません。たしかに「嫉妬心」や「独占欲」によって一時的に「好き」の気持ちが強まったように錯覚しますが、長期的な効果はありません。
むしろ「彼女はまだ俺のものになっていない」という不安が、「彼女をもっと深く愛すること」の妨げになります。このような理由から、交際後には、これでもかというほど、彼に対する一途アピールをしまくっていくのがおすすめ。
恋人が自分に対して「一途」でいてくれる姿に、人は「ああ、自分もこの人のことをもっと好きになっていいんだ」という安心感を覚えます。
想像してみてください。あなたは、周りの女性にチヤホヤされてニヤニヤしている彼氏と、「お前だけが好きだ!」と言ってくれる彼氏と、どっちを深く愛せますか?
■徐々に「素」を見せていく先ほどもご紹介したとおり、交際前は「好きな女性を奪う」時期、交際後は「好きな女性を奪い終わった」時期です。
そしてこの区別から必然的に、次のことがわかります。男性が最初に好きになるのは、その女性の「みんなのもの」な姿であるのに対して、付き合った後には、「俺だけのもの」な姿であるということ。
「あの子、モテるよな~。俺もあんな子と付き合いたい」と男性が感じたときにほしがっているのは、「よそゆきのあなた」です。
恋愛は「自分だけに見せてくれる一面」を知りたくなるものです。
誰しも、誰に対しても明るくてコミュ力高いところが好きになった彼氏が、実は割とネガティブだったり、ズボラだったりしたのを知った瞬間ドキッとした、なんて経験があるんじゃないでしょうか。
それだけ「恋人が自分だけに見せる姿」というのは、特別で、愛着が湧いてしまうもの。