「いだてん」徳井義実の熱演に賞賛!撮り直しの是非に一石を投じたか

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「いだてん」徳井義実の熱演に賞賛!撮り直しの是非に一石を投じたか

 阿部サダヲが主役を務める大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)。12月1日に放送された第45話にチュートリアルの徳井義実が出演。その熱演ぶりにネットでも賞賛のコメントが寄せられたことが話題を呼んだ。

「徳井が演じるのは、1964年に行われた東京オリンピックで“東洋の魔女”と呼ばれたバレーボール日本女子代表チームを率いて、金メダルに導いた大松博文監督役。1日の放送ではオリンピックまで2年と迫るも『結婚適齢期を過ぎた選手たちに過酷な練習をさせるのか!』という批判を浴びた大松監督(徳井)が辞意を表明。主人公の田畑政治(阿部)が説得に駆けつけるという展開に。しかし、いくら田端が説得を試みても『(選手たちの)これ以上青春を奪えない』と切実に訴える大松。しかし『青春を犠牲にしていると言われるのが悔しい。今が青春だから』といった選手の思いを受けて、最後には『俺についてこい!』と叫ぶ熱演ぶりを披露しています」(テレビ誌ライター)

 これにはネットでも、「徳井のシーンで今日は一番泣いた」といった感涙コメントの他に「徳井のシーンで泣いた。素晴らしいシーン。このまま流してくれてよかった」「徳井の演技に、もう号泣です。NHKさん、ここを切らないでくれて本当にありがとう!!」といった、この場面を放送に踏み切ったNHKにも感謝する声が上がっている。

「徳井は合計1億3800万円の所得隠し、および申告漏れ発覚に伴い芸能活動を自粛。これに伴ってドラマの流れを損なわない程度に再編集を行なった結果、11月3日に放送された第41話の放送時間が、通常の43分から1分短くなる事態にも陥りました」(女性誌記者)

 ピエール瀧の逮捕に続く今回の大河ドラマ「いだてん」の不祥事。その折は、代役・三宅弘城を立てて撮り直し。さらに、来年放送される大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する女優・沢尻エリカが逮捕された際には、代役・川口春奈を立てて撮り直しを余儀なくされている。しかし、これには異論を唱える声もある。

「11月20日に放送された番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、MCを務める小倉智昭が、撮り終えた『麒麟がくる』の10話分に関しては『そのまま放送していいと思う』と持論を展開。さらにコメンテイターで社会学者の古市憲寿は、このまま放送して『悪影響を感じる国民や薬物OKと思う国民はほとんどいない。NHKは国民をバカにしている』とすら主張。作品をそのまま発表してもいいとする声は、年々に高まっています」(夕刊紙デスク)

 賞賛の声が寄せられた徳井の熱演。今後の代役議論に一石を投じたことは間違いない。

(窪田史朗)

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