阪神、大山・マルテが「第2の鳥谷」になる? 新助っ人の加入で及ぶ悪影響とは (2/2ページ)
でも、併殺プレーでセカンドベースに入るタイミングやスローイングなどで、当時の首脳陣はダメ出しをしています」(前出・同)
行き先は外野しかない。だが、来季は糸井嘉男(38)も戻ってくる。新人王争いを繰り広げた近本は外せない。また、ベテラン・福留もいて、高山、江越らの中堅も育てていかなければならない。陽川、中谷もいて、北條も守るところがなくて、ベンチスタートとなっているのが実情だ。
「ボーアの守備位置を確かめて、獲得交渉に入ったのか、疑問。ボーアはメジャーでも有名なスロースターターですよ。ペナントレース前半、阪神は我慢して使ってやらなければ」(前出・米国人ライター)
来季の阪神は、悶々とした思いでベンチを温める選手が増えそうだ。(スポーツライター・飯山満)