これは興味深いぞ!明治〜昭和の日本のポスター文化を紹介する展覧会「たば塩コレクションに見る ポスター黄金時代」 (1/8ページ)
明治時代〜大正時代・昭和時代にかけて、広告メディアといえばポスターが花形といえる時代でした。その1890年代〜1960年代に製作されたポスター作品にフォーカスした展覧会「たば塩コレクションに見る ポスター黄金時代」が開催されます。
明治期の美しい石版印刷ポスターや、大正から昭和にかけて活躍した図案家によるポスターなど、日本のグラフィックデザインの変遷を紹介する本展。約100点のさまざまな資料が展示されます。展示構成を見ていきましょう。
ポスター黎明期世界における近代ポスターの誕生は1880年代とされ、石版印刷の技術とともに発展していきました。日本では、江戸時代から商品の広告や芝居の告知を目的として制作された「引札」や「絵びら」がありました。これらは、現在のチラシに類する広告宣伝用の摺り物で、浮世絵版画(木版)の技法を使い、美人や風景などの挿絵が描かれたものに商店名や商品名を入れて配りました。