美女ざんまい「実話劇場」 玉利かおるインタビュー (1/3ページ)
深夜の名物番組『トゥナイト』(テレビ朝日系)で最後のキャスターを担当した玉利かおる。番組終了後はラジオでレギュラーを持ったり、歌手デビューを果たすなど多方面で活躍したが、プライベートでは’01年に結婚。’04年に女児の母となり、現在は大学院大学の講師も務めているという。そんな“元祖美人アナ”の現在に迫る――。
――中高年読者には懐かしい『トゥナイト』。玉利さんは初めての女性キャスターだったんですね?
玉利 そうなんです。番組自体は、私が担当する遥か前の1980年から作家の利根川裕さんがメインMCで、モデルの方がアシスタントでした。私が“新参者”として入ったのは’93年でした。女性キャスターは初めてだったのですが、その前に、7年半も早朝の『やじうまワイド』という番組をやっていたんです。早朝から深夜って真逆じゃないですか? なのに、局の方は「夜の方が似合うんじゃない?」と。そのひと言で決まったんです(笑)。
――エロいネタの後の、玉利さんの顔のアップが楽しみでした。どんなリアクションをするのかなぁと。
玉利 表情に出ていたかどうかは分かりませんが、戸惑ったり驚いたりでした。立場としては男でも女でもない、中性というか中立でいたんですけど、当時はジュリアナ東京の全盛時代。扇子をガンガン振っていた荒木師匠なんか、透明なビニールのミニワンピースで一部だけ隠してる衣装だったりして、同性なのに目のやり場に困りましたね。
――ある意味、セクハラ画像と言えなくもない。
玉利 時代もバブルでしたけれど、ネタもバブルてんこ盛りでしたよ。パレスチナ解放機構のアラファト議長がイスラエルとの歴史的な和平協定を果たしたニュースの直後に、発足したばかりのJリーグからラモス瑠偉さんがゲストに来てくださったり。かと思えば山本晋也さんの風俗レポートが間に挟まるという、まさに硬軟取り混ぜたネタが同じ日にグチャッとあるところが印象的でした。確か、ドーハの悲劇の日には裏番組が生放送をしていて、CMに入ると出演者がモニターを見ながら応援してましたね。今だから言えるんですけど(笑)。
――『トゥナイト』が終わり、『トゥナイト2』が始まると、キャスターは石川次郎さんと雪野智世さんに代わりました。実質、1年間だったんですね。