ボーナス手渡しで社員のモチベーションアップ‼デジタル推進企業の「超アナログ」人心掌握術とは? (2/4ページ)
練習とは何をするかというと、その期のボーナス額トップの人のボーナス袋を触らせます。
「頑張ればこれだけ厚みのあるボーナスが貰えるから、頑張るんだよ!」と発破をかけます。
手渡しだけでも相当の時間がかかるのですが、その準備にも時間がかかっています。
260名を超える社員全員分のボーナスの袋詰めをするのは、経理ではなく実はその期の成績「不良」者です。
自分の成績が振るわず、さらには成績優秀なライバルのボーナス額まで目の当たりにさせられて、
「次は絶対自分がこれ以上の額を受け取る!!」と奮起して、半年頑張る原動力になるので、あえて担当させます。
当日はだいたいの社員は、受け取って社長にお礼を伝えたら、その辺りにいる仲間を捕まえて飲みにいってしまいます。
また、良い成績がとれたのは部下のおかげという考えがある為、
感謝の気持ちを込めて、部下にごちそうする上司もいます。
これも習慣になっているので、武蔵野は社員間の仲も良く仕事に取り組んでいます。
■今後の展望
武蔵野には、実は意味のある仕組みがたくさん存在しています。
社員のモチベーションは会社の生産性に直結します。
武蔵野は仕組みを活用し、モチベーションをあげることで
新卒社員入社3年間の定着率【97%】と高い水準を保っています。
「仕組みの巧みさ」で組織力の強化・強い企業文化づくりを
実現するだけでなく、そのノウハウを全国の経営者のお客様に
提供し続けることで、今後も日本の中小企業の発展に貢献していきます。
■小山昇 プロフィール
1948年山梨県生まれ。東京経済大学を卒業後、
日本サービス・マーチャンダイザー株式会社(現在の武蔵野)に入社。
77年に株式会社ベリーを設立し、社長に就任。89年に現職に就任する。
90年から92年まで株式会社ダスキンの顧問も務める。