牛丼の「すき家」が本格的スイーツを提供! いったいなぜ?広報に聞いてみた。
「すき家」がスイーツを提供しているのを知っていますか?
牛丼チェーンでは非常に珍しい試み。東京バーゲンマニア記者が同じく大手の吉野家、松屋を調べたところ、スイーツメニューはなし。
では、いったいなぜすき家だけが......?
2012年から30種以上を提供すき家は2019年12月11日、「すき家のざくざくレアチーズ~ブルーベリーソース~」(220円)を発売しました。
クリームチーズにシチリア産レモン果汁を加え、濃厚かつ爽やかな味わいに仕上げたレアチーズケーキです。別添えで「ブルーベリーソース」と「クッキークランチ」の2種のトッピングがあり、味と食感の変化が楽しめます。
すき家がスイーツを提供していることに驚いた記者ですが、すき家を展開する「ゼンショーホールディングス」の広報担当者に聞いたところ、2012年から30種以上のカップスイーツを展開しているそうです。
「SUKIYA SWEETS」というスイーツブランドを立ち上げ、お手頃ながら本格的なスイーツを開発・提供しています。例えば今年の夏には、フェアトレードコーヒーを使用した「ミルクコーヒーフラッペ」と、爽やかなソーダ氷とバニラアイスを組み合わせた「ガリすきソーダフラッペ」の2種のフラッペを販売していました。
現在はレアチーズケーキのほか、「とろーりコクぷりん」「濃密ショコラ」(各120円)を提供しています。
家族連れやテイクアウト利用者に好評牛丼チェーンでは珍しいスイーツの提供。この率直な疑問を広報担当者にぶつけたところ、「より多くのお客様に様々なシチュエーションで『すき家』を楽しんでもらうため」だということがわかりました。
「『すき家』はファミリーやグループのお客様にも気軽にご利用いただけるお店を目指しています。そのためにも、お好みで選べる豊富なメニューを展開しており、その一環で『SUKIYA SWEETS』の販売も行っております」
記者が大手牛丼チェーン店を調べたところ、もっともドリンクメニューが充実しているのもすき家でした。ホットコーヒー、カルピス、ファンタメロン、黒烏龍茶、ビール、ノンアルコールビールなど。甘酒(期間限定)までありました。(※なお、メニューは店舗により異なる)ファミリー層には特にありがたいですね。
今回、初めてすき家でスイーツ(新商品のレアチーズケーキ)を食べた記者。レアチーズケーキはなめらかで、ブルーベリーソースはほどよく甘酸っぱく、クッキークランチのカリカリ食感が楽しめました。
同商品は20年3月下旬終売予定なので、すき家を訪れた際はチェックしてみて。