ひと噛みで人間の肉を腐らせる恐怖の毒グモの新種が発見される(メキシコ)※蜘蛛出演中 (1/2ページ)
Natural Travel Mexico/Facebook
ひと噛みで人間の肉を腐らせる新種の毒グモが発見されたそうだ。その毒は致命的ではないものの、噛まれたら直径40センチに及ぶ広大な病変を引き起こす可能性があるという。
中央メキシコで発見された毒グモはドクイトグモの仲間で「Loxosceles tenochtitlan」と命名されている。
普段は隠れた場所に潜んでいるが、脅威を感じると人間を攻撃してくるという。
・既存のドクイトグモによく似ていた新種
メキシコ国立自治大学の研究グループによると、ゲレーロ州とモレロス州の固有種である「Loxosceles misteca」に似ており、最初は新種だとは考えられていなかったという。
Loxosceles mistecaに非常によく似ていたので、出荷された観葉植物に紛れてこの地方(メキシコ盆地)に入ってきたのかと思いました。ですが、両方の種を分子生物学的に研究したところ、まったく別の種であることがわかりました
と研究グループのアレハンドロ・バルデス=モンドラゴン氏は話す。
メキシコはイトグモが非常に豊富な地域で、世界に存在する140種のうち40種がメキシコの固有種なのだそうだ。