散歩中、うっかりキツネの巣穴に落ちてしまった犬が3日ぶりに発見され涙の再会(イギリス) (3/4ページ)
朝が来た時には、「もしかして、ミッツィーはもう見つからないのでは…」と絶望感に包まれ始めた。
ところが、この日の朝11時頃、森の裏手に住むある犬の飼い主から連絡を受けた。その女性によると、飼い犬がキツネの巣の穴の匂いをやたら嗅ぎまわっているという。
アランさんはすぐにその場所へ友人らと一緒に向かった。
・キツネの巣の穴に落ちていたミッツィーと3日ぶりに再会
アランさんが、ミッツィーの好きな音の出るおもちゃを持ってキツネの巣穴へ近付くと、小さな穴からか細い犬の鳴き声がするのを聞いた。
ミッツィーに間違いないと確信したアランさんは、連絡をくれた女性宅からシャベルを借りて早速穴を掘り始めた。
そしてついに、ミッツィーが穴の中から姿を現した。
アランさんは、3日ぶりに見た愛犬をしっかりと抱きしめ、安堵と喜びで感極まって号泣した。心配そうにかけよってきた黒い犬が急いで引き離されたのは、大きな犬に追われたことが原因で逃げ出してしまったミッツィーに配慮してのことだという。
もう、生きていないのかもと思い始めて絶望的になっていたので、ミッツィーの姿を見たたら信じられない気持ちと大きな喜びが溢れ出ました。まるでクリスマスの奇跡のように感じました。
ミッツィーを獣医院へ連れて行くまで、たっぷり15分は再会の涙を流していたアランさんだが、獣医院ではミッツィーから数匹のダニを除去した以外は、怪我もなく問題ないことがわかり、再び安堵した。