たばこの火が酸素ボンベに引火して爆発 愛煙家の女性が死亡 「愚かな行為」との声も (1/2ページ)
たばこを吸う人にとって、昨今は自宅が数少ない喫煙場所であろう。その自宅でたばこを吸いながら、命を落とした人がいる。
海外ニュースサイト『Fox6』および『Dailiy Mail』は、米ノースカロライナ州に住む61歳の女性が、たばこを吸っている最中に酸素ボンベが爆発して死亡したと、それぞれ12月3日および12月4日に報じた。
記事によると、12月3日午前8時頃、女性がたばこを吸っている時に、近くにあった医療用酸素ボンベに引火して爆発したという。女性の夫は別の部屋で寝ており、爆発音と火災報知器の音で目が覚めたそうだ。夫は火を消し止め、救急車を呼んだという。救急隊員がすぐさま駆け付けたが、その場で女性の死亡が確認されたという。
女性の持病は明らかとなっていないが、在宅酸素療養中であったという。実際に、鼻に酸素吸入用のチューブを装着している女性の姿が、記事内でも確認できる。酸素ボンベ自体が爆発することはまれなため、酸素吸入中に、たばこを吸おうと点けた火が引火したとみられている。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「酸素ボンベ近くで火を点けるなんて、愚かな行為。たばこを吸う吸わない以前の問題」「愛煙家として、病気になってもたばこを止められない気持ちはわかる」「たばこは寿命を縮めるというが、この女性もまさにそうなった」など、さまざまな声が上がった。
自宅で酸素ボンベ使用中の火災による死亡事故は、日本でも発生している。一般社団法人日本産業・医療ガス協会の調査によると、2003年12月から2010年1月の約6年間で、在宅酸素療養中の重篤な被害事故は、29件報告されている。
そのうち、たばこ原因によるものが15件(14件が死亡事故)で、半数以上を占めている。厚生労働省のホームページでは注意を呼び掛けているが、2014年10月にも、同様の死亡事故が発生した。
2014年10月30日、たばこの火が酸素吸入器から出ていた酸素に引火して火災が発生し、男性が死亡したことがわかったと各社が報じた。