マジメな話「彼への尊敬」がないと恋は短命に終わる (2/2ページ)

ハウコレ

だから、彼と長く付き合いたいと思ったときに「ことあるごとに、彼とちゃんと会話をし、互いに理解しあえば、交際は長持ちする」なんてことを思っていても、それはきっと無理です。

カップルでお互いに思いやりを忘れずにいたら、交際は長持ちする・・・・・・こういうこともよく言われます。でも、折に触れて、人は他者に対する思いやりをつい忘れて、自分のことを優先させちゃうことがあるわけで・・・・・・「思いやり」なんていうきれいごとだけを信じていても、交際は長続きしません。そもそも思いやりって「心のありかた」、つまり考え方しだいなので、「思いやり」を標語のように心の壁に貼ったところで、さしたる意味がなかったりします。

***

交際を長持ちさせようと思えば、彼のことを尊敬するといいのです。彼はわたしにできない仕事をしている・・・・・・たとえばこういう事実から、彼の生き方や人柄を尊敬することってできますよね。もっとわかりやすく言えば、たとえば職人としてお金儲けのことなど考えることなく、愚直に(ぐちょくに)働く彼と、お金儲けに長けている彼女が付き合っているケースは・・・・・・お互いに自分にない才能で生活しているふたりが交際しているわけです。自分にない才能を素直に認め、受け入れ、リスペクトすることができたなら・・・・・・きっとふたりの交際は長持ちします。好きという気持ちの中でも、尊敬という気持ちは、かなり純度が高いので、愛の絆が強くなるのです。

■■「尊敬」と「あこがれ」「いいところ」のちがい

男女で話がかみ合わなくて当然です。男女で求めるものがちがって当然です。お互いに話を聞きたくない日があって当然だし、彼が彼女に八つ当たりすることがあって当然です(もちろんその逆のパターンがあっても当然です)。そういういろんな「危機」があっても、相手のことを尊敬できていれば、たいていの問題はそのうちどうにか解決されているものなのです。

***

彼はかっこいい・・・・・・かっこいい彼のことを尊敬している。こういうのは尊敬とはいわずに、控えめに言って「あこがれ」です。あこがれの向こうに尊敬できるところを見つけるしかありません。あこがれなんて、やがて消えてゆく感情です。彼はいつもわたしに優しい・・・・・・これは彼の「いいところ(特性)」であって、なぜ優しいのか?というところに、おそらく尊敬できる素材があります。

この先、おそらくあなたがどんなに頑張っても手にすることができない性格やスキル・・・・・・彼のなかに、そういうものを見ている女子は、すごく長く交際が続くのです。万が一、彼と別れてしまっても、その交際はいい思い出として、ずっとあなたの心の中で燦然(さんぜん)と輝き続けるのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

「マジメな話「彼への尊敬」がないと恋は短命に終わる」のページです。デイリーニュースオンラインは、女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る