人と関わるのが苦手。「内向型な人」の特徴 (2/5ページ)
逆に短所は、
・考えすぎてしまう ・周りの目を気にする ・人との付き合いに消極的 ・生真面目すぎる ・こだわりが強い ・自分の考えをあまり主張しない
といったことが一般に考えられています。
☆長所は短所で、短所は長所
ところで、ここで重要な点に触れておきましょう。
便宜上、長所・短所という言葉を使いましたが、長所イコール優れている、短所イコール劣っている、と短絡的にとらえるのは間違いです。
たとえば、じっくり考えることは、「思慮深い」とも「判断が遅い」とも言い表すことができます。要するに、ある事柄についてプラスの側面を見るか、マイナスの側面を見るかの違いによって評価が180度変わるのです。
ほかにわかりやすい例を挙げると、身長140センチの女性は、ファッションショーのモデルとしては不向きかもしれませんが、乗り物に乗るときは座席が狭くても苦にならないでしょう。
つまり、身長140センチという事実があるだけで、それが有利に働くときは長所、不利に働くときは短所とみなされるだけのことなのです。
◇「内向型=悪い」では決してない
こう考えると、「内向型は悪い」とはならないことがわかるはずです。
一般的に、社交的で活動的な外向型のほうが好ましいとされる風潮はあるのですが、だからといって、内向型が劣っているというわけでは決してないのです。むしろ、世界的に成功している経営者や指導者、著名な芸術家や科学者には内向型のほうが多いと言う人さえいるくらいです。
自分が内向型か外向型かで一喜一憂する必要はなく、自分が当てはまるタイプの適性を発揮できる分野で頑張ればいい、ということを覚えておいてください。
■内向型になる原因とは?
内向型になるか、外向型になるかを分ける原因について、先天的なのか後天的なのか(遺伝的要因が強いか、生育環境の影響が強いか)、という議論に明確な決着はついていませんが、最新の脳科学の研究から、それぞれ脳内の反応が異なるということがわかってきています。