床上手だけでは不十分!江戸吉原の花魁は客をつなぎ止めるために高い教養が求められた (2/3ページ)
現代のホステスや風俗嬢が客に営業メールやラインを送るのと同じですね。
また読み書きができるだけでなく、書く文字が美しいことも大切でした。現代でも「キレイな字を書く女性って素敵!」と言われることは多いですよね。
博識なエリートたちと対等に話せる芸事・文学などの知識また花魁の客となる身分が高く粋な男性たちは、花魁に性的サービス以上に「対等な話し相手」としての役割を求めることが少なくありませんでした。
そのため彼女たちは茶道・華道・将棋・お琴・和歌、さらには古典文学や漢詩など、上流階級のお姫様並みの教養や芸事を身につけていました。
当然のことながら、これらのスキルは一朝一夕で身につけられるものではありません。
そこで花魁候補の「禿(かむろ)」と呼ばれる少女たちは、妓楼で小さなころから徹底的にこれらを仕込まれていたのです。
売れっ子の花魁になるには、客に自分のところへ足繁く通ってもらわなくてはなりません。そのため客に「ひょっとして自分だけは彼女の『特別な存在』かも…」と思わせる「手練手管」を身につけることが必要でした。
