「死ぬ年越しそば」「長生きできる年越しそば」細く長くは間違い?

日刊大衆

画像はイメージです
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 この時期の食べ物といえば、やはり年越しそば。大晦日に家族そろって、または一人でもズズッといきたいものだが、立ち食いそばライターの本橋隆司氏はまず、こう警鐘を鳴らす。

「今、お子さま連れのママにもそばは人気で、立ち食いそば屋でも見かけることがあります。そういう方に注意してほしいのが、そばアレルギー。そばを初めて食べる子どもは当然ですが、アレルギーはある日突然、出るものでもある。大人も食後の体調の変異には気をつけたほうがいいでしょう」

 症状としては、皮膚のかゆみ、目の充血から始まり、苦しさや腹痛による嘔吐、そして、最悪の場合、血圧が低下し、意識を失って死に至ることもある。年越しそばを食べて、命を失う、なんてことだけは避けたいものだ。

 その“年越しそば”について前出の本橋氏は、こうウンチクを傾ける。

「諸説ありますが、江戸時代から年越しそばは食べられていました。大晦日まで仕事が忙しい商人が、年が変わるまでに仕事を終わらそうと、もうひと頑張りするために、屋台でササッと食べていたそうです。そばは白米に比べて血糖値が急上昇しにくい。夜食に適していたと言えるでしょうね」

 では、長生きできる年越しそばとは、どんなものか。

「まず、そばのつゆにはイノシン酸が豊富に入っています。イノシン酸と一緒にとると代謝が良くなり、疲労防止に。風邪もひきにくくなります。ですが、かけそばの汁をすべて飲むと塩分過多になる。だから、オススメはもりそばで、つゆに薬味の大根おろしを入れるのはいかがでしょう。大根には消化を助けるジアスターゼ、万能成分のビタミンC、血管を強くして血圧を下げるビタミンPなど、健康効果がある成分が豊富に入っています」(前同)

 現在発売中の『週刊大衆』1月6・13日号を読んで、元気に年を越そう。

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