有毒性の発泡スチロールを食べて消化してくれるミールワームがゴミ問題の救世主になる可能性(米研究) (3/3ページ)

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・発泡スチロールを消化してくれるミルワーム
アニャ・マラウィ・ブランドン氏らの実験では、発泡スチロールを食べたミールワームは、半分を部分的に消化された破片として排泄し、もう半分を二酸化炭素として排出することが確認された。
また、そこに含まれていたHBCDも排泄物と一緒に排泄されていた。発泡スチロールを食べてから24時間でおよそ9割が、48時間で実質的にすべてが体の外に出たようだ。
発泡スチロールを与えられたミールワームの食欲は、通常のエサのときと同様健康的なもので、それを食べたミールワームをエビに与えてみたところ、こちらも同じく問題なく食べてくれたとのことだ。

・ただしプラスチックゴミ問題は根本的な解決法が望まれる
なおブランドン氏らによると、ミールワームが排泄したHBCDは相変わらず有害であるし、それ以外の添加物が分解されないまま残っている可能性もあるという。
ミールワームは確かにプラスチックゴミ問題の有望な対策ではあり、これまで使用されていた発泡スチロールを処分するには有効だが、根本的な解決を図るには、プラスチックのかわりに生分解性の素材を利用し、使い捨て製品をなくすしかないと研究チームは述べている。
References:Stanford researchers show that mealworms can safely consume toxic additive-containing plastic/ written by hiroching / edited by parumo