有毒性の発泡スチロールを食べて消化してくれるミールワームがゴミ問題の救世主になる可能性(米研究) (2/3ページ)
Stanford study shows mealworms can eat toxic plastic additives
・発泡スチロールに含まれる有害物質問題
この研究で取り上げられた発泡スチロールは、包装や断熱材としてお馴染みのものだ。
しかし便利な反面、密度が低くかさばることからリサイクルにはコストがかかるうえに、添加物としてヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)が使われているという難点もある。
HBDCは、プラスチックを燃えにくくする特性ゆえに広く利用されており、2015年だけでも250万メートルトンがプラスチックに添加されたと推定されている。
だが内分泌を撹乱したり、神経毒性があったりするなど、健康や環境に対する悪影響も指摘されており、EUでは使用禁止が予定され、米国でもそのリスクを評価している最中だ。日本でも2014年5月1日に第一種特定化学物質に指定されている。