「2020箱根駅伝」を20倍楽しむ裏ガイド(1)勝負の明暗を分けるのは往路 (2/2ページ)
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竹石の代わりは4年の吉田祐也が有力。18年に3大駅伝初出場の全日本5区で区間賞だった実力者で、今季も好調です」
吉田(祐)の姿は、1年の時から箱根で目撃されており、
「特殊な区間だけに、各校は山登り(5区)と下り(6区)のスペシャリストを育成している。年に数回、事故に気をつけながら少人数で実走し、適性などを見分けています」(スポーツライター)
そしてもう1人、意外な名前が5区を沸かせるかもしれない。
「日本大のC・ドゥング(1年)です。マラソン王国・ケニアの出身で、留学生として高校時代を過ごして実業団へ。家族に仕送りしていた苦労人で、母国でのアパート経営が軌道に乗って、日大に入学した異色の経歴の持ち主です。関東インカレ2019のハーフマラソンで優勝しているだけに、日本人の長距離ナンバーワンの東洋大・相澤晃(4年)との『花の2区』対決が予想されているが、本人は『坂は得意です。5区を走ってみたい』と話していて、サプライズ投入の可能性が残っている」(スポーツ紙デスク)