「2020箱根駅伝」を20倍楽しむ裏ガイド(2)青学×東海は同級生監督対決 (1/2ページ)

Asagei Biz

箱根駅伝
箱根駅伝

 箱根の山登りまでのたすきリレーにも、激烈な見どころがある。

「注目は駒大・田澤廉(1年)と青学の岸本大紀(1年)ですね。田澤は出雲3区で東洋のエース・相澤を相手に2位、全日本のエース区間7区で区間賞と、大物ぶりを見せつけた。一方の岸本も、出雲2区で区間賞。大物ルーキーの直接対決が実現するならば、4区が有力です」(佐藤氏)

 田澤の登用は、各校のエースがぶつかる「花の2区」との噂もあるが‥‥。

「駒大・大八木弘明監督は『1区と2区は上級生で』と話しているので、3区か4区の起用でしょう。青学の岸本は、原監督が『将来の青学の大エース。神野や一色恭志と比べても、1年の消化率ではナンバーワン』とベタボメ。ただし『復路で逆転して総合優勝』という青写真を描いているので、岸本を復路で起用する可能性も。どちらにしても、大物ルーキーが東海大の連覇阻止のカギを握っています」(スポーツ紙デスク)

 追われる東海大は、前回のVメンバーが8人残り、ここまでの調整もうまくいき順調に仕上がっている。

「2019年は、両角速監督の『世界で戦える選手育成』の下、初の海外合宿を行った。それも春・夏の2回、米国のアリゾナで高地トレーニングに取り組んでいます。全日本では3年の西田、塩澤稀夕、名取燎太の3本柱で快勝。両角監督も飛車角抜きで勝てた、と話すほどの手応えをつかんでいた」(スポーツライター)

 今大会は、東海大・両角監督と青学大・原監督による「同級生対決」も注目ポイントだ。

「箱根駅伝の名物イベント『監督バトルトーク』では、両者が舌戦を展開。原監督が恒例の作戦名を『やっぱり大作戦』と発表。その意図を解説すると、両角監督は『(青学大に)やっぱりダメだったね、と言わせたい』とツッコんでいました。両者は以前からその手腕でもしのぎを削っています。東海が米国合宿なら、青学は新エースの吉田圭太(3年)と神林勇太(3年)が学業で5カ月間のニュージーランド留学を敢行、月間700キロの自主トレで一回り成長した。

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