今、静かに広がっている? 日常で「着物」を着こなすことの魅力とは (3/3ページ)

新刊JP

『お着物、素敵ですね』と言われたり、私を見た若い女性が隣にいた男性に『私も着たい!』と言っているのも聞きました。あとはレストランなんかでは膝に掛けるナプキンを渡されたり。ちょっとした反応なんですけど、大事にされているという感覚があります」

他にも大塚さんがメリットとしてあげたのが、特に40代以降のファッションの悩みを解決するという点だ。

「年齢を重ねて体型が変わった、洋服があまり似合わないと思われている方に、着物はおすすめです。着物の美しい着姿は『寸胴』なので、バストはむしろない方がかっこいい。それに帯を巻くので、気になるお腹は目立たなくなるし、コルセット効果で腰が案外ラクなんです。周囲から気遣ってもらえるし、体型も気にしなくていいというのは、アラフィフ女子には嬉しいポイントです」

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意外と安く始められて、ファッションの悩みも解決する着物。「着付けが大変」という点については、「まず浴衣から練習してみるといいと思います」と大塚さん。まったくの着物初心者向けに『お着物一年生』は書かれているため、本書を読みながら試してみたい。

大塚さんは着物の魅力を「非日常を味わえること」と述べた上で、こうメッセージを送る。

「着物は高価だというイメージがあります。たしかにいいものは高いです。でも初心者がいきなりいい着物を1枚だけ作る、というのは『ドレスだけ買いました』みたいな話で、かえって着ていくところに困るしお勧めしません。一部の着付け教室では販売会がセットになっていて、初心者なのに高価な着物を買わされて懲りた、なんていう話を聞くと心が痛みます。着物ユーザーの一人としては、着物に興味を持ったらまずは普段着感覚で、気軽にチャレンジしてみてほしいですね。足元はブーツなんかもかわいいですよ」

(新刊JP編集部)

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